ななちゃん「近所の人が今度引っ越すねん」
スズ「うん」
ななちゃん「今住んでる家、もう誰も住まへんから売るねんて」
スズ「そうなのね」
ななちゃん「家売るなんて初めてやから、とりあえず駅前の不動産屋さんに行ったらしいわ」
スズ「うん」
ななちゃん「そしたら『専任媒介でお任せください』って言われたらしい」
今日は、「専任媒介契約」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
皆さん、
転居などで自分の住んでいる家を売ろうと思ったら
どうしますか?
その家を買いたいという知り合いでもいなければ、
自分で買主を探すことは難しそうですね。
そんな時に訪れる先が
不動産会社
不動産会社に
「この家を買ってくれる人を探してください」
とお願いに行くことができます。
さて、
Aさんの場合を見てきましょう。
Aさんは自宅マンションの買い手を探してもらおうと
不動産会社Bを訪ねました。
B社の担当者は
「お任せください!」と言った後、
「専任媒介契約でお任せくださいますか?」と言いました。
Aさんは家を売るなんて初めての経験です。
「専任媒介契約」と言われてもよく分かりません。
専任媒介契約、ってどういうことなのでしょうか?
Aさんが
B社と「専任媒介契約」を結ぶと、
Aさんは他の不動産会社と契約を結ぶことはできません。
(期間の上限あり)
どういうことかというと、
Aさんの自宅マンションの買い手を探す会社は
「B社のみ」ということになり、
他の不動産会社には依頼することはできません。
例えば、
AさんがB社を訪れた理由が
「とりあえず駅前にあるから来てみた」だとしたら
他にも不動産会社をあたってみたいかも知れませんね。
そんな場合、
他の不動産会社をあたってから
専任媒介契約をする会社を決める
もしくは、
専任媒介契約でなく
「一般媒介契約」を結ぶことで、
1社だけなく、何社とも契約を結んで
買主を探してもらうこともできます。
ななちゃん「1社だけやったら頑張ってくれるんちゃうん?」
スズ「たしかにね」
今日は、「専任媒介契約」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「不動産の買取」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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