ななちゃん「昨日スズが言っとった公示価格、ってさ、毎年いつやったか分からんけど、ニュースでやってるやつ?」
スズ「それそれ」
ななちゃん「去年より何パーセント上がったとか下がったとか言ってるやつやね」
スズ「そーそー。公示価格、って毎年1月1日時点の価格を、3月終わり頃に発表するねん」
ななちゃん「住んでるとこの値段見たりするけど、でもそれが何か?って感じやわ」
スズ「そうやなぁ。普段はそれを知ったところで、『へぇーそうなんや』ぐらいにしか思わへんけど、その価格が必要になることがあるねん」
今日は、「路線価」の知識をプラスしていきましょう
どうやったら自分の持っている土地の価格が分かるのでしょうか。
そうですね、
土地の価格は、
各都道府県内の、何ヶ所もの地点の価格を、毎年国が公表しています。
これを公示価格と言います。
では、何のために土地の価格を知る必要があるのでしょうか。
ひとつには、
土地を売ったり買ったりする際の基準にするためですね。
他には、
亡くなった人が土地を持っていた場合、
その財産(土地)の価格を知る必要があります。
価格が分からないと、
相続財産がいくらなのかが分かりませんよね。
その価格を知るためにも必要です。
ただ、その時に使う価格は、
先ほどの公示価格ではありません。
基本的には
「路線価」という価格を基準に算出します。
路線、とは道路、のことですね。
道路ごとに価格が決められているのです。
そして、
自分の土地が、どの道路に接しているか、で大体の価格が分かります。
路線価は、
公示価格の80%程度の価格になっています。
要するに、
国が発表した公示価格を元にして、
路線価が決められているのです。
他にも、公示価格を元に決められているものに、
「固定資産税評価額」というものもあります。
これは、皆さんがマイホームをお持ちの場合、毎年支払う固定資産税の計算の元になります。
ちなみに、
固定資産税評価額は、
公示価格の70%程度の価格です。
ななちゃん「覚えたのは公示価格だけや」
スズ「なんやて」
今日は、「土地の価格」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「固定資産税」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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