ななちゃん「年金の話になるとさ、『夫婦世帯の標準的な年金』とか言うやん」
スズ「そやね」
ななちゃん「世帯って言ってもさ、いろいろ働き方あるやん」
スズ「たしかに」
ななちゃん「標準的な年金、って一体どんな世帯が標準なん?」
今日は、「モデル年金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
ニュースなどで、
「夫婦2人の標準的な年金額は…」などと聞いたことありませんか?
夫婦2人の年金額とは、
夫の年金
妻の年金
を合計した金額ですね。
別に合計しなくても、
働き方による標準的な年金額を
それぞれ示せばいいのではないか、と思いませんか?
実は、
国は「モデル年金」というものをベースにして
年金水準を設定したりしています。
ここからは、モデル年金についてみていきましょう。
モデル年金は、
標準的な年金 という意味で使われています。
標準的な年金とは、
標準的な世帯が得られる年金です。
では
標準的な世帯とは
どのような世帯なのでしょうか?
モデル年金に使われている
標準的な世帯とは、
夫は平均的な収入で会社員等として働く(40年間)
妻はずっと専業主婦
このような世帯を標準としています。
確かに
このような世帯が標準的だった時代がありました。
けれど今はどうでしょう。
共働き世帯も増えていますね。
期間に長短はあっても
厚生年金に加入しながら働く女性が増えています。
そうすると、先ほどの「モデル年金」が
実情にそぐわなくなってきているわけです。
そこで国も、モデル年金を変える具体的な検討に入りました。
共働きのパターンも作るようです。
共働きといっても、
夫婦ともに厚生年金に加入して働く場合
どちらかがパートで働く場合 などがありますよね。
これらにも対応したパターンを設定するようです。
これまでは
モデル年金、というのは1種類だけでしたが
今後は何種類かのモデル年金が示されそうです。
ななちゃん「40年間ずっと専業主婦か。それもええな」
スズ「みんないろいろやな」
今日は、「モデル年金」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「引っ越した場合の住民税」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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