自営業者向けの制度「国民年金基金」と「小規模企業共済」の違い

ライフプランニング

ななちゃん「知り合いのおばさんが、『小規模企業共済』に入ってるから安心って言ってた」

スズ「自営業なのね」

ななちゃん「小規模企業共済ってさ、自営業の人が入る年金みたいなもんなん?」

スズ「年金みたいなもんじゃなくて、退職金みたいなもん、かな」

今日は、「国民年金基金と小規模企業共済」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう


自営業者やフリーランスの人は、
会社員のような厚生年金や退職金制度がないことが多いため
自分で老後資金を準備する必要があります。


その代表的な制度が、
国民年金基金 と、
小規模企業共済です。



国民年金基金は、
「国民年金の上乗せ」を目的とした制度です。


毎月掛金を支払い、
将来は年金として受け取ります。

会社員の厚生年金に近いイメージで、
老後に毎月受け取れるお金を増やしたい人向けの制度です。


終身年金タイプは、
一生涯受け取ることもできます。

掛金は全額が所得控除の対象となるため、
節税につながる点も特徴です。


一方、
小規模企業共済は、
「自営業者向けの退職金制度」です。


毎月積み立てを行い、
事業をやめた時や引退した時に、
退職金のように受け取る仕組みです。


一括で受け取る場合は
『退職所得控除』が適用されるため
税制面でも優遇されています。


受取方法は一括の他にも、
分割、併用から選べます。


こちらも掛金は全額所得控除の対象です。


2つの制度の大きな違いは、
「老後に毎月受け取る年金を増やしたいのか」
「将来まとまった退職金を準備したいのか」という点です。


• 国民年金基金
→ 老後の“年金”を増やす制度

• 小規模企業共済
→ 将来の“退職金”を準備する制度
というイメージです。



なお、
どちらか一方だけでなく
両方の制度を組み合わせて加入することも可能です。

(ただし、国民年金基金はiDeCoと合わせて月額75,000円(※2026年12月の法改正後の上限額)、小規模企業共済は月額70,000円の限度額があります)


ななちゃん「へぇ」
スズ「そんだけ?」



今日は、「国民年金基金と小規模企業共済」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「住宅ローンの返済額、本当に今の家賃と同程度?」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



独立系ファイナンシャルプランナー事務所 FP office Bellsへのご相談は、
こちらから →https://fp-office-bells.com/contact.php

コメント