ななちゃん「おしどり夫婦、ってなんなん?」
スズ「なんやいきなり」
ななちゃん「『おしどり贈与』っての、おしどり夫婦からきてるって言うからさ」
スズ「なるほど」
ななちゃん「オシドリの雄と雌はいつもくっついてるんやって?」
今日は、「おしどり贈与」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
オシドリのオスとメスは
いつも寄り添って行動するそうですね。
そんなことから、
仲の良い夫婦のことを「おしどり夫婦」と言ったりします。
さて、
ななちゃんが
「おしどり贈与」という言葉をどこかで目にしたようです。
この「おしどり贈与」とは
どういった贈与なのでしょうか?
夫Aさん
妻Bさん
のケースで見ていきましょう。
AさんとBさんは
結婚して20年以上の夫婦。
夫婦二人で暮らしていますが、
自宅の名義は夫Aさんです。
要するに、
自宅は妻Bさんのものではないということですね。
さて、
夫Aさんは
自分が先に死んでしまって
妻Bさんの住む所が無くなったらどうしようと
心配になりました。
そこで、
自宅を妻Bさんに贈与しようと考えています。
けれど、
不動産(自宅)を贈与すると
受け取った人は贈与税の支払いが必要ですね。
そこで「おしどり贈与」(贈与税の配偶者控除)です。
「おしどり贈与」を活用することで、
一定の金額まで
贈与税がかからなくなる可能性があります。
夫Aさんが調べたところ、
自宅の評価額は2000万円だということが分かりました。
「おしどり贈与」を使えば
一定の要件を満たすことで
最高2000万円までの配偶者控除が適用され
贈与税がかからずに贈与を受けることができます。
夫Aさんの自宅の評価額は2000万円でしたね。
妻Bさんは
この特例を使うことで
自宅を非課税で贈与してもらえる可能性があります。
ななちゃん「仲良くなくてもええんや」
スズ「(笑)」
今日は、「おしどり贈与」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「住宅資金贈与」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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