空き家にかかる固定資産税│管理されている空き家なら特例により安くなりますが…

不動産

ななちゃん「空き家増えてるらしいやん」

スズ「そうやね」

ななちゃん「私が時々通るとこにも、誰も住んでへん家あるわ」

スズ「誰も住んでへん、ってなんで分かるん?」

ななちゃん「だって、草ぼうぼうやし、窓ガラス割れてるのもそのままやし、電気ついてるとこ見たことないし」

スズ「なるほど」

今日は、「空き家について」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

全国で空き家が増えています。

空き家も もともとは誰かが住んでいた家ですよね。
住んでいた人が亡くなったりすることで、住む人がいなくなります。


住む人がいなくなれば
家は自然と空き家になります。


けれど 空き家になった家も「誰かの」所有物です。

亡くなった人の所有物だったとすると、
その人の子供たちなど相続人の所有物になります。


では、
親が住んでいた家と土地を相続した
Aさんの場合を見ていきましょう。


Aさんは、
自分の家があるので
相続した家に住む予定はありません。

けれど、
その空き家の所有者はAさんなので
税金の支払が必要です。


土地や家屋を所有していると、
毎年固定資産税の支払が必要なんですね。


さて、
その固定資産税ですが
住むための家」が建っている土地の税金は
特例により安くなります。


Aさんの相続した土地には、
家が建っているので(空き家ですが)
固定資産税は特例によって安くなっています。


Aさんは、
「この家には住むことはないけれど、固定資産税が上がるのは嫌だからこのままにしておこう」と考えました。


皆さんはAさんの考えをどう思いますか?


確かに、
管理されている空き家なら
固定資産税は特例により安くなりますが、
自宅から離れた空き家を管理するのは大変そうです。


放ったらかしにすると、
草ぼうぼうになってしまいます。
また、
窓ガラスが割られて 誰かが侵入していたなんていうこともあるかも知れません。


こういうことで
手間がかかったり、
心配の種になったりすることもあるでしょう。


また、
この先Aさんが亡くなったら
Aさんの子供などが この空き家を相続することになります。



ななちゃん「あの家、誰かの持ちもんなんや」
スズ「そやね」



今日は、「空き家について」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「配偶者居住権」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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