退職金の運用 投資のメリットとデメリットを知っておきましょう

ライフプランニング

ななちゃん「退職金なんてまだまだ先の話やわ」

スズ「そやね」

ななちゃん「でもおじさんさ、『あっという間に定年やで』って言ってた」

スズ「そうとも言える」

ななちゃん「おじさん、退職金でポルシェ買いたいってずっと言ってたわ」

スズ「そっかぁ」

ななちゃん「おじさんポルシェ買うんかな」

今日は、「退職金の運用」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

自分の通帳に、退職金のような大きな金額のお金が振り込まれたら
その口座に入れたままにしておくのではなく、

別の口座に移し替えたり
少し投資に回したりして
すぐに使ってしまわないようなところに置いておくことが大切です。


すぐに使えるところにお金があると
ついつい「まだたくさんある」と思って 使ってしまいがちなんですね。


ななちゃんのおじさんのように
退職金で高級車を買うのが夢だという人もいるでしょう。

その夢を実現させた後のお金の置き場を考えておくとよいですね。


さて、
そのお金の置き場のひとつとして
投資に回す
ということがあります。

銀行の定期預金などと組み合わせて、
少し投資に回すことを考えてもいいかも知れません。


例えば、
今までも継続的に投資をやっている人なら、

どのぐらいのお金を
どのような資産に
どれぐらいの割合で
投資すればよいのか、分かると思います。


けれど、
今まで投資の経験が全くなくて
「退職金をもらったから投資を始めてみよう」という人には
知っておいてもらいたいことがあります。


まずは投資のメリットです。

銀行に預金しているだけでは、今は殆ど利子はつきません。
仮に100万円を銀行に預けておいても、
10年間で1万円増えるぐらいです。

けれど
100万円を投資に回すと
10年間で30万円以上増えるかも知れません。
(どちらも税金は考慮していません)

このように、
退職金の一部を投資に回すことで
お金が増えることが期待できる
ところがメリットです。


ただ、デメリットもあります。

投資は 100万円が130万円に増えることも期待できますが
100万円が70万円などに目減りしてしまう可能性もあります

仮に、
100万円が70万円に目減りしているときでも
そのお金を取り崩さずにおけば、

時間が経てば元の金額に戻る
更には元の金額より増えることが期待できます。


若い人なら、
元に戻るのを待つ時間は充分にありますが
ある程度以上の年齢の人には、
その時間がないかも知れません。


目減りしている状態の時に、
どうしてもお金を引き出さなければならないのなら
結果的に銀行に預けておいた方が良かった ということになるかも知れません。

ですから、
退職金をもらって投資を始めようと思っている人は
そういった可能性も考えておいてくださいね。



ななちゃん「ポルシェ買ったら、退職金残らへんのちゃう?」
スズ「たしかに」



今日は、「退職金の運用」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「在職老齢年金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



独立系ファイナンシャルプランナー事務所 FP office Bellsへのご相談は、
こちらから
https://fp-office-bells.com/contact.php

コメント