住宅を買う時の消費税は?

不動産

ななちゃん「郵便受けに入ってるチラシ、住宅の販売のも多いよね」

スズ「そうやねー、新築住宅もやけど、中古のマンションのも多くない?」

ななちゃん「そうそう! あれ?このマンションどこかで見たような・・・と思ったら、ウチのマンションが売りに出されたりしてたりするー」

スズ「あるある! それってめっちゃ金額気になれへん?」

ななちゃん「もちろん! 『あれー、ウチのマンション、こんなに下がってるの⁈』とかさ」

スズ「何階の何号室か・・・っていうのも分かるから、『あら、お引越ししちゃうのね』って思ったりもするよね」

ななちゃん「チラシには『住宅3500万円』とか書いてあるやん。消費税がかかれてないように思うねんけど、なんで?」

今日は、「住宅を買う時の消費税」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう


私たちは普段の買い物で
消費税を意識することが多いですよね。

例えば
スーパーの野菜売り場

大きな字で「じゃがいも298円」と表示されているのを見て、
「あら、安いわね」と思っても、
税込の金額は「321円
それはちょっと小さめの字で書いてあったりしますね。


表示の方法は店によって多少の違いはありますが、
本体価格税込価格
表示されていることが多いと思います。


車を買う場合なら、
本体価格 400万円
税込価格 440万円
といった具合です。


では住宅を買う場合、

3500万円
とチラシに書かれていると、
これに消費税がプラスされるのか気になりますよね。

実は住宅の場合、
表示されている金額には
消費税が既に含まれています。


なぜでしょうか。
順を追ってみていきましょう。


住宅を買う時は、
基本的には
建物と土地を同時に買うことになります。

戸建て住宅だとイメージしやすいでしょうか。
自分が買った土地の上に、建物を建てますね。

分譲マンションの場合は、
部屋を買うというイメージがあるので、
あまり意識しないかも知れませんが、

実は同時に土地も買っています。

マンションが建っている敷地(土地)は、
マンションの住民全員の持ち物で(例外あり)

部屋の広さに応じてそれぞれ所有している
ということになるのです。

実際は、線が引かれたりしているわけではありません。
広さという数字上での話になります。


ここから消費税の話です

家を買う時、

建物には消費税がかかりますが、
土地には消費税はかかりません

なぜかというと、
土地はモノやサービスとは違うので、
消費税がかからないことになっているのです。

そこで、
消費税を含めた建物価格
消費税がかからない土地価格

合計したものを販売価格として表示しているのです。



ななちゃん「マンションの敷地、自分の分はどこなのか気にならへん?」
スズ「ならへんならへん」



今日は、「住宅を買う時の消費税」の知識をひとつプラスしました
明日は、「車の保険」の知識をもうひとつプラスしていきましょう。



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コメント

  1. 匿名 より:

    なるほど!すごくよく分かりました!