児童手当が大幅に拡充されます│第3子以降は高校を卒業するまで 毎月3万円受け取れるようになります

ライフプランニング

ななちゃん「児童手当? ほら、小さい子どもを育ててる人がもらうお金」

スズ「うん」

ななちゃん「親の収入が高かったらもらえなかったりするんやよね」

スズ「今まではね」

ななちゃん「え?これからは高くてももらえるの?」

スズ「今年の12月からね」

ななちゃん「そうなんや」

スズ「子どもが3人ならもらえる金額もグンと上がるよ」

今日は、「児童手当拡充」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

児童手当は
子どもを育てている人にはおなじみの言葉でしょう。

中学までの子どもを育てている人は
子どもの年齢や人数に応じて 国からお金をもらえますね。

児童手当は昔からありますが
時代に合わせて中身が変わってきています。


さて、
今回 この児童手当の中身が大幅に変わることになりました。

大幅に変わることになったきっかけは
予想を上回る速さで進む少子化ですね。
それに歯止めをかけるための政策のひとつです。


どういったところが変わるのかみていきましょう。


1.所得制限撤廃
今までは 親の所得が高いと児童手当をもらうことができませんでしたが
これから(今年の12月支給分から)は
親の所得に関係なく
子どもを育てている人全員が 児童手当をもらうことができるようになります。



2.高校生年代までの支給延長
今までは、中学を卒業するまでだった児童手当が
高校を卒業するまでもらえるようになります。



3.第3子以降の手当額の引き上げ
今までは、
3人きょうだいの3番目の子は
小学校までは15000円
中学は10000円の手当がもらえました。

これからは、3番目の子以降は
生まれてから高校を卒業するまで
毎月3万円ずつもらえることになります。

さらに、
3人きょうだいの場合の「第3子」の数え方についてです。

今までは、
兄や姉たちが学校を卒業して児童手当がもらえない年齢になると
それに伴って、
3人きょうだいの末っ子は第3子ではなくなり、
「第2子」「第1子」という数え方になりました。

けれどこれからは、
兄たちは高校を卒業して児童手当をもらわなくなっても
22歳までの間は、第1子として数えられることになります。

具体的には、
兄21歳
姉19歳
末子16歳の場合、

児童手当をもらえるのは、16歳の末子だけですが、
支給額は「第3子」としての金額をもらうことができます。


これから子どもを育てていこうと考えている人は、
これらの金額を踏まえてライフプランを立てると良いですね。



ななちゃん「生まれてから18歳まで毎月3万円ずつ⁈」
スズ「あ、ななちゃん今計算したね(笑)」



今日は、「児童手当拡充」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「地震保険の保険料と保険金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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