iDeCoとマッチング拠出➁│どちらか自分に合った方を選ぶと良いです

年金

ななちゃん「企業型のDCとか、iDeCoとかの記事読んだりするけどややこしいね」

スズ「たしかに」

ななちゃん「誰それはできるけど、誰それはできないとかさ」

スズ「うん」

ななちゃん「誰それはいくらまでやけど、誰それはいくらまでとかさ」

スズ「うんうん」

ななちゃん「何歳以降に始めたら、もらえるのが何歳以降とかさ」

スズ「(笑)」

今日は、「iDeCoとマッチング拠出」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう

自分の老後のために お金を運用しながら貯めるものに
確定拠出年金があります。


企業型
個人型(iDeCo)に大別されます。

企業型は会社がお金を出してくれますが
個人型(iDeCo)は自分でお金を出す必要があります。

ただ、
企業型DCが実施されている場合
会社が出してくれるお金にプラスして
自分もお金を出すことができます。


要するに、
会社が出してくれるお金にプラスして 自分もお金を出すことは
→たくさん運用できる
→将来たくさんの年金(一時金)をもらえることが期待できる

ということになります。


この、
会社が出してくれるお金にプラスして 自分もお金を出すことを
マッチング拠出といいます。


iDeCo(個人型DC)は自分でお金を出す制度でしたよね。

マッチング拠出iDeCo
どちらも自分の老後のためにお金を積み立てる制度です。


さて、この2つですが、
同時に両方することはできません


マッチング拠出をやっている人は
iDeCoはできないし、

iDeCoをやっている人は、
マッチング拠出はできません。


では、
勤め先で企業型DCの制度がある人の場合
どちらを選べばよいのでしょうか。

そのために、
選ぶポイントをみていきましょう。



1. いくらまで毎月掛け金を出せるか

マッチング拠出の限度額は、
会社が自分のために出してくれる額です。

例えば、
Aさんには
会社が毎月5000円お金を出してくれています。
この場合、
Aさんがマッチング拠出として出すお金は5000円までです。


ではiDeCoの場合はどうでしょうか。
会社が出してくれている金額が5000円だとしても
AさんはiDeCoに12000円出せます
(その会社の企業型DCにおける拠出限度額が27500円の場合)

この場合は、
AさんはiDeCoに加入した方が、たくさん拠出できるということですね。




2.コストの違い

企業型DCにかかるコストは
会社が支払ってくれます。
マッチング拠出についても同様です。

iDeCoに掛かるコストは、
自分で支払う必要があります。


iDeCoに掛かるコストは、
加入時の手数料として2829円。
さらに、毎月の手数料がかかります。

毎月の手数料は金融機関によってそれぞれ違っていて
171円~589円の間です。

これらの選ぶポイント以外にも、
取扱商品の違いなどもあります。

自分に合ったものを選んでいけたらよいですね。



ななちゃん「毎月これだけかかるん?」
スズ「安いとこ選んだらいいよね」



今日は、「iDeCoとマッチング拠出」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「iDeCoで貯めたお金の受け取り」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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