土地の価格 

不動産

ななちゃん「相続の話でさ、『土地みたいな、お金以外の財産もある』ってスズ言ってたやん」

スズ「そうやね。お金だけじゃなくて、土地とか家、あと車とか貴金属とかも財産やねん」

ななちゃん「残った財産を計算するときに、土地はどうやって計算するん?」

スズ「あー、そのことね」

ななちゃん「私のじいちゃん、めちゃめちゃ大きい家に住んでるねん。めっちゃ田舎やねんけどさ」

スズ「土地はさ、同じ広さでも場所によって価格が違うねん」

ななちゃん「そうなんやー」

スズ「じゃあ、今日は『土地の価格』についてみていこか」

今日は、「土地の価格」の知識をプラスしていきましょう


親などが亡くなった時に、残された財産を家族などで分けることを「相続」といいましたね。


この時、財産が全てお金なら簡単に分けることができますが、
残された財産の中に「土地」が含まれていたとしたらどうでしょうか。


皆さんはこう思いませんか?
「ウチのこの土地、いくらの価値があるの?」


では、どうやったら土地の価格が分かるのでしょうか。
ひとつずつみていきましょう。



土地の価格は、毎年国が公表しています(公示価格といいます)


各都道府県、さらにはその中のいくつもの場所別に価格が公表され、
これにより、自分の持っている土地のおおよその価格が分かります。


土地の価格は、同じ広さでも場所により違いますね。


例えば、
東京の銀座のど真ん中と、田園風景が広がる土地を思い浮かべてみて下さい。

同じ1㎡あたりの価格を考えたら、なんとなく違うように思いませんか?


皆さんもお分かりかと思いますが、
「便利な場所」とか「人気のある場所」はみんなが欲しいので、
価格が高くなりますよね。


例えば、
東京都心(5区)の今年の住宅地の平均価格は、1㎡あたり1,557,000円。
長野県全体での住宅地の平均価格は、1㎡あたり36,200円。

このように、場所によって価格が違います。


ななちゃんのおじいちゃんは、田舎の大きな家に住んでいるということでしたね。
もし、この先おじいちゃんが亡くなって、
その土地を相続することになったとしたら・・・


相続財産を計算するうえでの土地の価格は、
先ほどの「公示価格」ではないのでご注意を。

それは、公示価格を基準とした、「路線価」という価格になります。

また明日続きをみていきましょう。


ななちゃん「じいちゃんの家、もっと都会にあったらなぁ」
スズ「なんでやねん」



今日は、「土地の価格」の知識をひとつ+(プラス)しました
明日は、「土地の価格」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう。



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