ななちゃん「いとこが今度結婚しやるねん」
スズ「あら、おめでとう」
ななちゃん「今まで遠距離恋愛やってさ」
スズ「そうなのね」
ななちゃん「奥さんになる人は、仕事一旦やめてんて」
スズ「そっか」
ななちゃん「今、失業保険?っていうのをもらってるらしいわ」
今日は、「失業保険の受け取り」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
失業保険、って聞いたことありますか?
正式には
雇用保険の「基本手当」と言いますが
失業保険、と呼ばれることも多いですね。
さて、
仕事を辞めたら
次の仕事を始めるまでの間
基本手当(失業保険)を受け取ることができます。
(いつから受け取れるのかは、辞めた理由などによって変わってきます)
基本手当(失業保険)の給付の目的は、
次の仕事が見つかるまでの収入減を緩和する
自分に合った仕事を探す時間を確保する
などです。
ただし、
仕事を辞めたら必ずもらえるというわけではありません。
自分の都合で仕事を辞める場合、
最低でも1年間は働いていることが必要です。
また、
次の仕事が見つかるまでの間、
ずっと基本手当(失業保険)を受け取れるのかというと
そうではありません。
基本手当を受け取れる日数は
働いていた期間によって変わってきます。
例えば
働いた期間が
1年以上10年未満なら、90日
10年以上20年未満なら、120日
20年以上なら、150日
といった具合です。
(年齢や、退職理由によって変わることもあります)
また、
1日分の金額ですが
それまで働いていた給料の額により 違いがあります。
それまでの給料と同じ額が受け取れるというわけではなく、
約50%~80%を受け取ることになります。
仮に
それまでの給料がおよそ20万円だった人は
1日分の金額は約4700円になり、
受け取る日数が90日だとすると、
全部で約42万円受け取る計算になります。
90日を3か月と考えると、
毎月約14万円受け取るようなイメージですね。
(実際には受け取る期間は変わってきます)
ななちゃん「え、少ないやん」
スズ「次の仕事が早く見つかるといいね」
今日は、「失業保険の受け取り」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「失業保険を受け取っている間の社会保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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