ななちゃん「証券会社のサイトでさ、『リスク』の話あったよ」
スズ「うん」
ななちゃん「リスクってさ、損するかも知れへんってことだよね」
スズ「投資の話で使うリスク、っていうのはちょっと違うねん」
ななちゃん「そうなん?」
スズ「投資では、儲かることもリスクっていうねん」
ななちゃん「なにそれ」
今日は、「投資におけるリスク」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
リスクという言葉、皆さんよく知っていますよね。
普段の生活で使うことも多いかも知れません。
では、どういう場面で「リスク」という言葉を使いますか?
どうでしょう、
何か悪いことが起こるかも知れない可能性の話をするときに
「リスク」という言葉を使いませんか?
スマホを使いながら自転車に乗ると 事故に遭うリスクが高まる
無理なダイエットをすると 健康を害するリスクがある
など、
「リスクは避けるもの」として使われますね。
けれど、
投資におけるリスクは 少し意味が違います。
どんな意味なのでしょうか。
ひとつずつ見ていきましょう。
資産運用の世界では、
リスクとは
リターン(収益)のブレの大きさを指すことが一般的です。
分かりやすく言うと、
思ったほど儲からなかった
思った以上に儲かった
予想に反して少し損をした
予想に反して大きく損をした
このようにリターンはブレるんですね。
このブレが小さいものを「リスクが小さい」といい、
ブレが大きいものを「リスクが大きい」という言い方をします。
「リスク=危険」というように捉えると、
リスクが小さいものの方が良いように思えますが、
投資では、
リスクが小さいということは
リターンも小さいということです。
これがどういうことかというと
損も小さいけど、儲けも小さいとなります。
リスクが大きいということは、
リターンも大きいということです。
損も大きくなるかも知れないけれど、儲けも大きくなるかも知れないということですね。
具体的には、
債券などはリスクが小さく、
株式などはリスクが大きいです。
どちらが良いというわけではありません。
自分の
経験
年齢
性格
資産
などによって
どれだけのリスクなら許容できるかを考えて
投資商品を選んでいきます。
ななちゃん「損するリスクは小さくて、儲かるリスクは大きいのがいい」
スズ「残念ながらそれはないねん」
今日は、「投資におけるリスク」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「学校外教育費」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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