ななちゃん「これから家買おうと思ってる人は大変やね」
スズ「そう?」
ななちゃん「だって金利が上がってきてるとか言ってるやん」
スズ「たしかに」
ななちゃん「金利って上がるもんやとは思ってへんかった」
スズ「若い人はそう思うよね」
ななちゃん「若い人だけ?」
スズ「30年以上前とか、普通に金利あってんよ」
ななちゃん「そうなん?」
スズ「うん。5%とか8%とかさ」
ななちゃん「ありえへん」
今日は、「フラット35」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
フラット35、って知っていますか?
家を買おうと思っている人は知っているかも知れませんね。
そうでない人も広告などで目にしたことがあるのではないでしょうか。
フラット35というのは住宅ローンの一つです。
特徴は、
ローンを返し終わるまで返済の金利が変わらないということです。
(当初何年間などの金利優遇期間があるものもあります)
これと反対なのが
返済の金利が変わっていく「変動金利型」の住宅ローンですね。
さて、
フラット35は
住宅金融支援機構というところがやっています。
フラット35で住宅ローンを組む人は
住宅金融支援機構に行って「フラット35でお願いします」と申し込むわけではなく
フラット35を取り扱っている銀行などに行って、そこで申し込みをします。
ネット銀行を含む 多くの金融機関で フラット35の取り扱いがあります。
さて、
今日はフラット35の大まかな特徴をみていきましょう。
返済を終えるまで金利が変わらないということはお話ししましたね。
ここで適用される金利ですが
家を買うためのお金を受け取った時点の金利です。
金融機関に「申し込み」をした時の金利ではありません。
また、
フラット35は
新築住宅、中古住宅どちらでも使えますが
新築住宅の場合は省エネ基準に適合していることが必要です。
また、次のような特徴があります。
子育て世帯などや
長期優良住宅を対象に
金利が一定期間引き下げられる制度があること。
更に、
殆どの金融機関で加入が必要とされている
「団体信用生命保険(団信)」の加入が必須ではありません。
ということは
仮に健康上などの理由で団信に加入しない場合も利用できるということです。
最後に、
フラット35と一括りに言っても
取り扱いの金融機関によって金利が違います。
フラット35を利用しようと思った時は
いくつもの金融機関のフラット35を比較検討することが大切です。
ななちゃん「フラット35って、どこでやっても同じなんやと思ってた」
スズ「それが違うんやな」
今日は、「フラット35」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「住宅ローン控除と3000万円の特別控除」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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