ななちゃん「うちのダンナが、『家買おか』って言いだしてん」
スズ「あら」
ななちゃん「『俺と同じぐらいの年収のヤツが住宅ローン組んだ』って言ってて」
スズ「うん」
ななちゃん「『俺も同じぐらいの家は買えると思うねん』って」
スズ「なるほどー」
ななちゃん「同じ年収やったら、同じ額の家を買えるん?」
今日は、「同じ年収なら同じ家が買えるのか」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
ななちゃんの夫が家を買うことを考えているようですね。
自分と同じぐらいの年収の人が 家を買った話を聞いたようです。
「同じ年収なら 同じ額の家を買えるだろう」
そう考えているようです。
さて この考えは正しいと思いますか?
結論から言うと
現在同じ年収だからといって
同じ額の家が買えるとは限りません。
一体なぜなのでしょうか。
それは、
「現在の年収」以外に
違いがあるかも知れないからです。
例えば
今後の年収の動きです。
これから年収が上がっていくことが予想される人もいれば
この先も年収が殆ど変わらないという人もいます。
年収が上がっていけば
よりたくさんのお金を無理なく返していけるでしょう。
貯金額も重要な要素です。
住宅購入の頭金を貯めている人もいれば
フルローンで借りて返していこうという人もいます。
当然ながら
頭金を貯めている人の方が その分高い物件を買うことができるでしょう。
さて 住宅を買うのは
買うこと がゴールではありません。
住宅ローンでお金を借りて家を買うのなら
買うこと はスタートです。
そこからも生活はまだまだ続きます。
子どもがいたとしたら
今後 教育費などがかかってくることも考えなくてはいけないし
自分が年をとって働けなくなった時のことも考える必要もあります。
勤めている会社によっては
退職金がある、ない
企業年金がある、ないなどの違いもあるでしょう。
そういったこともふまえて
今「いくらの家なら無理なく買えるのか」を考えていきたいですね。
ななちゃん「私は今はまだ家はいらんわ」
スズ「二人で話し合ってねー」
今日は、「同じ年収なら同じ家が買える?」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「未払利息」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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