ななちゃん「お金って、気軽にもらったりあげたりでけへんねんね」
スズ「お小遣いとか、お祝いとか、そんなんは気にすることないけどね」
ななちゃん「100万円とか、そんなぐらい大きなお金になってくると、いろいろ決まりがあるんやね」
スズ「贈与とか、相続とか、そういうことになった時に気にせなあかんねん」
ななちゃん「じゃあ、宝くじが当たったらどうなるん?」
スズ「宝くじかぁ。ななちゃん宝くじ買ってるん?」
ななちゃん「えへへ。年末ジャンボとか買ってるー」
スズ「当たったことあるん?」
ななちゃん「うん。1万円当たったよ! 1回だけやけどさ」
スズ「宝くじ買うお金の方が高いんちゃうの?」
ななちゃん「いやいや、そのうち1億円とか当たったら、そのぐらいは元取れるもん!」
今日は、「宝くじが当たったら」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
たくさんのお金をもらったら、
もらった人が基本的に税金を支払う必要があります。
例えば、
1年間で110万円を超えるお金を祖父からもらったら、
超えた金額に贈与税がかかります。
具体的には、
お金をもらった年の翌年の2月1日から3月15日までの間に、
税務署に申告して、
税金を納めます。
この期間に申告して、税金を納めないと、
本来の税金にプラスして、
加算税がかかってしまいます。
さて、
お金を受け取ると聞いて、
「宝くじ」を思い浮かべる人も多いのでは?
宝くじは、
当選してたくさんのお金を手にしても、
税金はかかりません。
個人が当たった宝くじは非課税、
とされているからです。
ただ、注意点があります。
もし、あなたが1億円当たったとして
「たくさんのお金があるから、家族や友達に分けてあげよう」と、
家族や友達に分けてあげたら、
もらった人は、
金額により税金を支払う必要があります。
さて、
宝くじですが、
どんな仕組みなのか知っていますか?
皆さんが宝くじ売り場で1000円分の宝くじを買ったら、
その半分の500円は
宝くじの発売元のものになります。
10000円分の宝くじを買ったら、
半分の5000円が
発売元のものになります。
残り半分のお金を、
当選した人が受け取るという仕組みです。
宝くじを買った時点で、
半分のお金は発売元に渡っていることを考えると、
なかなか元を取るのは難しいことが分かりますね。
ななちゃん「そうかも知れへんけど、1億円当たるかも知れへんやん」
スズ「そりゃそうやけどさ」
今日は、「宝くじが当たったら」の知識をひとつプラスしました。
明日は、「教育費」の知識をもうひとつプラスしていきましょう。
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