ななちゃん「友達が家買って住宅ローン組むらしい」
スズ「そうなんや」
ななちゃん「変動金利型の方が、毎月の返済が少ないねんて」
スズ「うん」
ななちゃん「それやったら、誰でも返済額が少ない方を選ぶよね」
今日は、「変動金利型の住宅ローンの留意点」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
Aさん夫婦(30代)は、
5,000万円の住宅を購入。
頭金500万円を入れ、
4,500万円を35年の変動金利型(当初0.9%)で借りました。
さて、毎月の返済額はいくらでしょうか。
金利が0.9%のままなら、
毎月の返済額は約12.5万円です。
今の家計なら無理なく払えるとAさん夫婦は考えました。
しかし、
変動金利型には「将来の返済額が変わる」というリスクがあります。
では、どのぐらい変わるのでしょうか。
まず2年後、
金利が0.5%上昇し1.4%になるとします。
すると、毎月の返済額は約13.5万円に増えます。
月1万円のアップですが、年間にすると12万円の負担増です。
12万円の負担増となると、
家族旅行や、
固定資産税などの支払いに使えるお金が少なくなることになります。
次に5年後、
さらに0.5%上がって1.9%になるとします。
返済額は約14.6万円に。
当初より月2万円以上の負担増です。
さらに10年後、
もし2.4%まで上昇すれば
返済額は約15.8万円となり、
当初より月3万円以上も多く払うことになります。
ここで
「5年ルール(5年間は返済額を変えない)」や
「125%ルール(見直し後の返済額は前の1.25倍まで)」を思い浮かべる方もいるでしょう。
しかし、
これらのルールは
「支払いを先送りにしている」だけで
金利上昇の影響を消すものではありません。
むしろ、
返済額の内訳で「利息」の割合が増え、
「元金が全く減らない」という事態(未払利息の発生)を招くリスクを含んでいます。
変動金利を選ぶ際は、
「今払えるか」ではなく
「金利が上がっても払い続けられるか」で考えることが大切です。
将来の返済増を見越した
家計のゆとりや
繰上返済用の貯蓄など。
これらの備えがあって初めて、低金利の恩恵をメリットとして享受できるのです。
ななちゃん「上がらへんかもしれへんやん」
スズ「そりゃそうやけどね」
今日は、「変動金利型の住宅ローンの留意点」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「共働き夫婦のお金管理」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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