50年返済の住宅ローンとは？メリット・デメリットをわかりやすく解説

住宅ローン

2025.12.17

ななちゃん「友達家買うのに50年の住宅ローン組んでんて」

スズ「そうなんや」

ななちゃん「50年ってさ、一体自分何歳になってんの？って感じやけど」

スズ「（笑）」

今日は、「50年返済の住宅ローン」の知識をひとつ＋（プラス）していきましょう

以前の住宅ローンは
長くても35年で返済、でしたが
最近は
50年返済の住宅ローンというものも出てきています。

50年返済の住宅ローンとは、
家を買うために借りるお金を
「50年かけて少しずつ返していくローン」のことです。

返す期間がとても長いので、
毎月の返済額を小さくできるのがメリットです。

ただし、良いところばかりではありません。

返す期間が長くなるということは、
その分、利息が増えるので
最終的に支払う総額は大きくなる点に注意が必要です。

同じ家を買ったとしても、
35年ローンより50年ローンのほうが
トータルでは多くのお金を支払うことになります。

また、
50年という長い期間の間には
仕事の状況が変わったり
定年退職を迎えたり
家族の暮らし方が変わったりします。

年齢によっては、
定年後も返済が続く可能性があります。

退職後の収入が少なくなると
返済が大変になることがあるため
将来の生活も考えて計画を立てることが大切です。

さらに、
変動金利型のローンを選んだ場合
将来金利が上がると
月々の返済額が増えてしまうこともあります。
特に返済期間が長いほど、金利の影響を受けやすくなります。

家の価値についても注意が必要ですね。
家は、殆どの場合時間が経過とともに価値も下がります。

ローンが残っている間に家の価値が下がってしまうと、
売りたいと思ったときにローンが残ってしまうことがあります。

このように、
50年返済の住宅ローンを考える際は
将来のお金や暮らし方も考えて選ぶことが大切です。

気になる場合は、
専門家にシミュレーションを作ってもらい
無理のない返し方を確認しておくと安心ですね。