ななちゃん「おばさんが、エンディングノートっていうのを買ってきたらしいわ」
スズ「うん」
ななちゃん「いざ書こう!と思ったら結構ページ数あるし、もう既にやる気無くしてるみたい」
スズ「あら」
ななちゃん「やっぱ、ちゃんとノートは全部書かなあかんのやろ?」
今日は、「エンディングノートに書いておきたいこと」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
エンディングノートというと、
「もしもの時のためのもの」というイメージが強いかもしれません。
でも実際は、
未来の不安を減らし 今の暮らしをより安心して過ごすための
“生活の整理ノート”です。
大げさなものではなく、
今の自分を少し整える感覚で手をつけられます。
まず書いておきたいのは、
基本情報と重要な手続きに関わることです。
・親しい人の連絡先
・加入している保険
・銀行口座
・かかりつけ医など、
必要な情報が1か所にまとまっているだけで、
いざという時に周囲の負担を大きく減らせます。
財産の大小に関係なく、
「どこに何があるか」「誰に相談すればいいか」が明確になるのは
大きな安心につながります。
次に、
医療や介護に関する自分の希望を書いておくことも大切です。
延命治療をどう考えているのか、
自宅での療養を望むのか、
どんな支援があると安心できるのかなど。
今は漠然としていても、
書きながら考えるプロセスが
自分なりの答えを見つけるきっかけになります。
また、
近年はデジタル情報の整理も欠かせません。
・スマホやパソコンのパスワード、
・サブスクの契約
・ネット銀行など
放置しておくと家族が把握しにくい情報が増えています。
エンディングノートは、
こうした情報を「必要な分だけ」まとめておくための便利な場所です。
エンディングノートは、
一度で完璧に書く必要はありません。
思いついたところから、1行でも構いません。
書いていくうちに、
これからの生活で備えておきたいことや 見直したいことが自然と見えてきます。
まずは、
今日の気持ちが新しいうちに、1ページだけ書いてみるのもいいですね。
未来の安心のための小さな一歩として、きっと役立つはずです。
ななちゃん「1ページだけやったら書けるよね」
スズ「そうそう」
今日は、「エンディングノートに書いておきたいこと」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「変動金利はいつ変わる?」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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