ななちゃん「GPIFって何なん?」
スズ「いきなり」
ななちゃん「年金の運用みたいなところに書いてあった」
スズ「年金の積立金を運用してるところやよ」
ななちゃん「積立金?」
スズ「そうそう。すごい大きな積立金があるねん」
今日は、「年金積立金の運用」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
GPIFという言葉
どこかで見たことあるかも知れませんね。
GPIFとは、
「年金積立金管理運用独立行政法人
(Government Pension Investment Fund)」を略したものです。
ここは、
公的年金の積立金を運用している機関です。
私たちが支払っている年金保険料は、
高齢者に年金として支払われますが
すぐに全部が支払われるわけではありません。
余ったお金は「積立金」として
将来の年金支払いのために取っておかれています。
「積立金」は
銀行預金などに入れたままにしておくのではなく、
株式や債券に投資して、
少しでも増やそうと頑張っているのが
GPIFなんですね。
では、
GPIFは具体的にどのような運用をしているのでしょうか。
大まかには
現在は次のようになっています。
国内の株式 25%
海外の株式 25%
国内の債券 25%
海外の債券 25%
要するに、
リスクを分散しながら運用しているということです。
「このような運用で利益は出るの?」
と思う人もいるかも知れませんが、
過去20数年間で
年平均4%ほどの運用成績を出しています。
途中
リーマンショックなど
金融危機の影響を受けた年は
GPIFの運用成績も大幅なマイナスとなりましたが、
平均で年4%ほどのリターンがあるということですね。
年金積立金の資産は
日本で暮らす私たちにとって とても大切なものです。
その大切な資産の運用を担っているGPIFの投資先は、
私たちが投資先を決める際の
ひとつの参考になるかも知れませんね。
ななちゃん「責任重大なんやろな」
スズ「そやよね」
今日は、「年金積立金の運用」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「給与所得控除」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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