50年の住宅ローン│長期にわたるローンを組むときの注意点

住宅ローン

ななちゃん「知り合いが住宅ローンの相談に銀行に行ったら、50年の住宅ローンっていうのがあってんて」

スズ「うん」

ななちゃん「50年てさ、返し終わった時には80代やん」

スズ「たしかに」

ななちゃん「そんな長いローン借りる人なんておれへんのちゃうん」

スズ「おれへんわけちゃうよ」

今日は、「50年の住宅ローン」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

「住宅ローンは最長35年」というのが一般的でしたが
ここ数年、
最長40年
最長50年という商品が出てきました。


例えば
30歳の人が50年の住宅ローンを組んだとすると、
80歳まで返済が続くことになります。
(繰り上げ返済しない場合)


「そんな住宅ローン、誰も利用しないのでは?」
と思うかも知れませんが、そうでもありません。


若い世代では
全体の3割ぐらいの人が35年を超えるローンを組んでいて、
数パーセントの人は40年を超えるローンを組んでいます。


では、
仮にあなたの住宅ローンの返済が80歳まで続くとして、
あなたは返済し続けることができるのかを考えてみましょう。


80歳というと、
あなたは働いていないかもしれませんね。
そうすると収入は年金だけです。


収入が年金だけなら
住宅ローンの返済をするのは難しいかも知れません。

ではどうしましょうか?


ひとつは、
若い時から住宅ローンを返済しながら
貯金をしておくということです。

ある程度お金が貯まったら
毎月の返済以外に
住宅ローンを返済することを考えてみましょう。


これを「繰上げ返済」と言います。

その時、
返済期間を短くするタイプ」の繰上げ返済を選ぶことが大切です。

そうすることで、
当初は80歳まで続く予定だった住宅ローンの返済が、
75歳まで…
65歳まで…などのように
少しずつ短くなっていきます。


できれば、
自分が働いて収入がある間に返済し終えると安心ですね。



ななちゃん「貯金なんてできるかな?」
スズ「貯金はせなね」



今日は、「50年の住宅ローン」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「通算企業年金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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