ななちゃん「おじさんが、年金だけやったら足らへんからお金を取り崩してるって言ってた」
スズ「うん」
ななちゃん「ボケ防止に、投資は続けてるねんて」
スズ「なるほど」
ななちゃん「でも投資、って下がるときもあるやんね。下がった時も取り崩してもいいん?」
今日は、「ダム資金とは」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
老後は、
年金だけでは生活費が足りない場合があります。
そのため、
運用している資産を
少しずつ取り崩しながら生活する人も少なくありません。
けれど、
運用しているお金がいつも増えるとは限りません。
株式や投資信託は、
景気や市場の状況によって
値上がりすることもあれば、値下がりすることもあります。
もし相場が大きく下がっているときに
生活費のために資産を売却すると、
安い価格で手放すことになり、
その後に相場が回復しても資産が元に戻りにくくなってしまいます。
その結果、
老後資金が想定よりも早く減ってしまうことがあるのです。
そこで参考になるのが、
ファイナンシャルプランナーの横田健一氏が提唱する
「ダム資金」という考え方です。
ダム資金とは、
将来取り崩す予定のお金のうち
「5年分程度の生活費」を
現金や預金で確保しておくものです。
例えば、
年金だけでは毎年100万円不足する(資産を取り崩す)のであれば、
その5年分である500万円を
現預金として別口座に分けて持っておきます。
実際のダムは、
雨が多い時期に水をため、
水不足の時期に放流して川の流量を安定させます。
お金のダムも同じです。
- 相場が順調なとき: 運用資産の一部を利益確定して生活費に充てる(またはダムに補給する)
- 相場が悪いとき: 運用資産には手をつけず、ダム資金(現預金)から生活費を出す
例えば、
株価が大きく下落した年には
無理に投資資産を売らずに
ダム資金からお金を引き出します。
そして、相場が回復した後に、
運用資産から増えた分をダム資金へと補充するのです。
こうすることで、
「値下がりしたときに売る」という致命的な失敗を避けやすくなります。
ダム資金は、
増やすためのお金ではありません。
老後の生活を安定させ、
運用資産を長持ちさせるための大切な「安全装置」です。
老後資金を
「運用するお金」と
「数年以内に使うお金」に分けて管理することで、
相場の乱高下に慌てることなく、
安心して資産を取り崩していくことができるでしょう。
ななちゃん「なるほどねー」
スズ「まだ先の話やろけど」
今日は、「ダム資金とは」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「お金を増やしながら使う方法」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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