出産手当金とは 会社を休んでいる間受け取れるお金です

ライフプランニング

ななちゃん「出産するのにすごいお金かかるって聞いててん」

スズ「そっかぁ」

ななちゃん「でも、健康保険から一時金がもらえるねんね」

スズ「うん」

ななちゃん「でもさ、友達は赤ちゃんが生まれるちょっと前から休んでやるねん」

スズ「そやろね」

ななちゃん「その間お給料なかったら大変ちゃうかなと思って」

今日は、「出産手当金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

今は、男性女性に関わらず 働く人は多いです。
結婚して子どもが生まれた後も
保育園に子どもを預けるなどして働き続ける人は多いですね。

子育ては夫婦で分担するのが当たり前になってきているし
子育てが大変で手が回らなくなっている家事などは
家事サービスなどを利用する人も増えてきています。

このように
女性男性に関係なく
二人で協力し合いながら子育てをしていくことが一般的になってきていますね。


けれど
どうしても女性だけに負担がかかってしまうことがあります。

それが妊娠出産です。
これだけは どうにもなりません。


ななちゃんの女友達も会社員のようです。
会社員として働いていて
結婚して
子どもができたわけです。


給料をもらい
そのお金で生活しているわけですね。

給料の中から生活費を捻出するだけでなく
将来に向けて積み立てをしているかも知れません。


けれど
女性は出産の前後は働くことはできません。
身体に大きな負担がかかってしまうからです。


特に産後はしっかり休養をとる必要があります。
見た目には大きかったお腹が凹んで、元の体形に戻ったように見えても
身体の中が元に戻るのには時間がかかるからです。


さて この働けない期間
会社が給料を出してくれれば良いのですが
出してくれなければどうすればよいでしょうか。

積み立てをするどころか 毎日の生活にも困ってしまうかも知れません。


こんな時に助けになるのが
出産手当金です。

給料をもらって生活している人は
産前産後の仕事を休んでいる間
お金がもらえます。


金額は
それまでの給料(1年間の平均)の3分の2の額です。


例えば、
ななちゃんの友達が 平均25万円の給料をもらっていたとしましょう。
休んでいる間給料が出なかったとしたら
一日当たり約5500円のお金がもらえます。


産前産後の休みが3か月ほどだとすると、
この間にもらえるお金は合計で54万円ほどになります。



ななちゃん「え、少な」
スズ「でも非課税やで」



今日は、「出産手当金」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「遺贈」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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