住宅を買う時の諸費用とは?

不動産

ななちゃん「家買うのにさ、諸費用?っていうのがかかる、っていうやん」

スズ「あー、はいはい」

ななちゃん「100万円以上かかる、とか言うけどなんでそんなに高いん?」

スズ「家を買うとなると、いろんな費用がかかるねん」

ななちゃん「手数料とか?」

スズ「手数料もだけど、それだけじゃなくて税金とかもね」

ななちゃん「手数料とか税金で100万円以上なんて高すぎへん?」

スズ「じゃあ、具体的に中身をみていこか」

今日は、「住宅を買う時の諸費用」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう


家を買おうと思った時、
まず価格を見ませんか?

チラシなどに書いてある金額です。
「3500万円」
「4850万円」、などと書かれています。


首都圏のマンションは、
今は1億円を超えるものも多いようですね。


では、
チラシに「3500万円」
と書かれているマンションを買おうとした場合

「このマンションを買うためには3500万円用意すればいいのね」
と思いたいところですが、
残念ながら3500万円だけは買えません。

3500万円にプラスして、
諸費用」が掛かります


「諸費用」とは、
この言葉通り
住宅購入に際しての「さまざまな費用」ということです。

「さまざまな費用ってどんな費用?」と思いますよね。


中身を見ていきましょう

登録免許税、不動産取得税などの「税金」
「司法書士への報酬」
住宅ローンを組むにあたっての「手数料や保証料」
火災保険、地震保険などの「保険料」
「仲介手数料」
「抵当権設定費用」
など、です。

要するに、
これらの費用の合計を「諸費用」とよんでいます。

新築の物件の場合、
おおよそ物件価格の3~7%

中古の物件の場合、
おおよそ物件価格の6~10%です


先ほどの「3500万円」のマンションの場合で考えると、

これが新築なら、おおよそ100~240万円
中古なら、おおよそ200~350万円です。

どうでしょうか。
意外とかかりますよね。


新築マンションの販売チラシに
「3500万円」と書かれていても、
実際は3600万円~3740万円程のお金が要ることになります。

住宅購入を考える時は、
これら諸費用の額も含めてお金を用意することが必要になります。



ななちゃん「諸費用の幅広すぎ」
スズ「たしかに」



今日は、「住宅を買う時の諸費用」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「住宅を買う時の消費税」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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