ななちゃん「アセット・アロケーション決めて、ポートフォリオ決めて…って道のり長すぎ」
スズ「笑笑」
ななちゃん「そんなことやらなあかんなんて知らんかった」
スズ「投資は長い期間やるもんやから、最初にちゃんと考えとかなね」
ななちゃん「そうかもしれんけどさ」
スズ「ポートフォリオ決めた後は、最後はリバランスやねん」
ななちゃん「カタカナ言葉多すぎる。もうやだ」
今日は、「リバランス」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
連日のように、今まで聞いたことのなかったカタカナ言葉が続いて
うんざりしているかも知れませんね。
投資は長い期間かけてやるものなので
どれも大事なことです。
ただ、最初からこの通りにやらなくてもいいです。
投資が初めてという人なら、
何かひとつ投資信託を選んで、
少額を投資してみるのもありです。
なぜこんなことを言うのかというと、
実際に投資信託などを買うことで
いろいろ見えてくることがあるからです。
投資は慣れることで分かることも多いんですね。
いくら勉強して理論を分かっていたとしても
実際買ったり売ったりしてみないと分からないことも多いのです。
ですので、慣れてきてから
自分の年齢や性格に従って、
アセット・アロケーションを決めてもよいのです。
さて昨日は、
自分のアセット・アロケーションを決めて
それに従って ポートフォリオを組む というところまで来ました。
今日はその続きです。
リバランスです。
リバランスとは、
崩れてしまったアセット・アロケーションを元に戻す、ということです。
崩れたアセット・アロケーション?
何のことかよくわかりませんね。
ひとつずつみていきましょう。
例えば、
アセット・アロケーションを
株式50%
債券50%
と決めて投資しているとしましょう。
ということは、
このアセット・アロケーションに従って、
ポートフォリオを組んでいるということですね。
例えば、
100万円を投資しているのなら、
A投資信託(世界の株式)を50万円分
E投資信託(世界の債券)を50万円分
といったような具合に商品を選んで
ポートフォリオを組んでいるわけです。
では、1年後
このポートフォリオはどうなっているでしょうか?
投資した金額に変化はないのでしょうか?
例えば、
A投資信託(世界の株式)は58万円
E投資信託(世界の債券)は52万円
というように金額が増えていることが考えられます。
100万円投資したら 1年後には110万円なっていた
というケースです。
では、ちょっと戻って
アセット・アロケーションの確認をしてみましょう。
この場合
株式50%
債券50%でしたね。
自分のお金が110万円に増えているわけですから、
株式55万円分
債券55万円分
でないといけません。
それが
株式58万円分
債券52万円分になっている。
割合でいうと、
株式53%
債券47%
に 崩れてしまっているわけです。
これを自分の決めたアセット・アロケーションに戻すために、
株式を3万円分売って、
そのお金で債券を買う
これがリバランスです。
そうすることで、
株式50%
債券50%に戻ります。
では、なぜリバランスが必要なのでしょうか。
続きは明日みていきましょう。
ななちゃん「儲かってるねんからそのままでええやん」
スズ「そう思っちゃうんだよねー」
今日は、「リバランス」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「リバランス」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう。
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