NISA 利益が非課税ということは こんなに節税の効果があるということです

投資

ななちゃん「NISAのことさ、いろいろ聞くと はよやろって思うねん」

スズ「うん」

ななちゃん「でもさ、聞けば聞くほど何から始めたらいいのか分からへんようになる」

スズ「情報が多すぎるとね」

ななちゃん「まずは証券会社に口座作らなあかんのやろ?」

スズ「うん」

ななちゃん「よし!やるぞ!今年中に!」

スズ「まだ7月やで」

今日は、「NISA(ニーサ)」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう

NISAとは、
少額投資非課税制度のことです。

ややこしそうな名前に見えますが
少額の投資なら利益は非課税にしますよ
という制度です。


実は、
日本に住む人は
アメリカやヨーロッパに住む人と比べて預貯金の割合が高いんですね。


貯金好き と言う言葉は合わないかも知れませんが
自分の資産を預貯金で持っている人が多いわけです。


預貯金で持っていることが悪いわけではありませんが
自分の資産が預貯金だけだと
物価が上昇することでお金の価値が目減りしてしまいます。


けれど、
自分の資産の一部を投資に回していると
物価が上昇しても
自分の資産も同じように増える
また それ以上に増えることが期待できます。


そこで国は
預貯金だけの人に対して
「投資も始めてみませんか?」と促すために
利益が非課税になるというNISA制度を作りました。


ですので、
この制度は、既に投資をしていて充分儲けている人向け といったよりは
「これから投資を始めてみようと思っている人向け」なんですね。


さて、
このような背景があるので
NISAでの投資には上限額が設けてあります。

要するに
NISAを使っての投資は
いくらまででもできるというわけではありません。

ひとり1800万円までです。


NISAとは、
少額投資非課税制度のことでしたよね。

1800万円を少額とみるのかどうかはそれぞれだと思いますが
1800万円までの投資なら 利益が非課税になります。


ただ、
1800万円の投資の利益なんていわれても
ピンときませんね。


では、
1800万円の投資をしたときに
どのぐらいの利益が出て
どのぐらいの税金が非課税になるのかみていきましょう。


1800万円を広く株式に分散させておいたとすると
30年間で3倍ぐらいになることが期待できます(年利4%で運用できた場合)


1800万円のお金が 5400万円ぐらいに増えるということですね。
増えた分が利益になりますので
この場合 3600万円が利益ということです。


通常は、
この金額に約20%の税金がかかりますので
約720万円が税金ということになります。


税金の額 大きいと思いませんか?
これがNISA口座で出た利益なら 非課税になるということです。
720万円の税金を支払う必要がない ということです。



ななちゃん「税金たかっ」
スズ「そこかい」



今日は、「NISA」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「労働基準法」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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