ななちゃん「会社の同僚、おじいさんが亡くなってんて」
スズ「そうなんや」
ななちゃん「遺言書書いてはったらしい」
スズ「うん」
ななちゃん「『これからも家族みんな仲良くしてね』って書いてあったらしい」
スズ「なるほど」
ななちゃん「遺言書って、そんなこと書くもんなん?」
今日は、「付言事項」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
遺言書には、「誰に、どの財産を渡すか」を書きます。
それとは別に、
「付言事項(ふげんじこう)」という、家族へのメッセージを書くこともできます。
付言事項には、大きく2つの役割があります。
1つ目は、感謝の気持ちを伝えることです。
「今までありがとう。」
「長い間、支えてくれてありがとう。」
「これからも家族みんなで仲良く過ごしてください。」
このような言葉を残すことができます。
遺言書は財産の話が中心になりますが、
最後に感謝の気持ちが書かれていると、受け取った家族の心も温かくなります。
2つ目は、
財産をこのように分けた理由を伝えることです。
たとえば、
一人の子どもが多く財産を受け取る場合、
他の家族は「なぜ?」と思うかもしれません。
そんなとき、
「長い間、介護をしてくれたお礼です。」
「家業を引き継いでくれるためです。」
「生活を支えるために必要だと考えました。」
などという理由が書かれていれば、
遺言を書いた人の思いを理解しやすくなります。
付言事項には、
財産の分け方を変えるような法律上の力はありません。
しかし、
「なぜこのように決めたのか」という気持ちを伝えることができます。
その結果、
家族が納得しやすくなり、「どうしてこんな分け方なんだろう」と
争いになることを防ぐ助けにもなります。
付言事項は、
家族に「ありがとう」と「財産を分けた理由」を伝えるための、大切なメッセージなのです。
ななちゃん「お手紙的な…?」
スズ「だね」
今日は、「付言事項」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「個人向け国債はお得?」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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