ななちゃん「友だちが家買うねんて」
スズ「そうなんや」
ななちゃん「住宅ローンの金利を気にしてやるわ」
スズ「うん」
ななちゃん「金利ってさ、変わるんよね?」
今日は、「金利が上がったら住宅ローンはどう変わる?」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
住宅ローンを考えるとき、
多くの人が気になるのが「金利」ですね。
でも、ニュースで “金利が0.2%上がった” と聞いても、
日常の家計とつながらず
「なんとなく大変そう…」で終わってしまうことはありませんか。
では、
あなたがこれから家を買い
変動金利型で4,500万円を35年で借りるとします。
金利が 0.5% → 0.7% に上がったら、
毎月の返済はどれくらい変わるのでしょうか。
実は、
この0.2%の差でも返済額は数千円単位で増えます。
毎月5,000円増えるとしたら、
「まあ何とかなるか」と思える一方で
固定費がじわっと重くなる感覚もあるはず。
毎月確実に出ていくお金が少し増えるだけで、
家計の余裕は想像以上に変わります。
さらに、
金利が「1%台」に上がると
負担増はもっとはっきり見えてきます。
毎月の返済が1万円ぐらい増えるケースもあり、
すると年間で約12万円。
家電の買い替えや 家族旅行に使える金額に近いですよね。
こうして数字に置き換えてみると、
「金利が少し動くだけで、家計に意外な影響がある」
という実感が湧いてきます。
さて、
住宅ローンには固定金利型もあります。
固定金利型は
「最初に金利が決まり、返済額がずっと変わらない」という特徴があります。
金利が上がっても返済額が変わらない安心感は大きいですが、
その分、借り始めの金利は変動型より高めになることが多いです。
つまり、
「今後の金利上昇リスクを自分で抱えるか、最初少々高くても今後の安心を買うか」
という考え方になります。
住宅ローンは
“今の金利だけ” で決めるのではなく、
金利が動いたときにどうなるかを想像して選ぶことが大切です。
金利が0.2%、0.5%動いた場合の返済額をシミュレーションし、
「自分の家計はどこまで耐えられるか」を知っておくと安心です。
ななちゃん「わ、無理」
スズ「(笑)」
今日は、「金利が上がったら住宅ローンはどう変わる?」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「確定申告したほうが得する『サラリーマンでも使える控除』」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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