ななちゃん「『106万円の壁がなくなる』って記事見たよ」
スズ「うん」
ななちゃん「103万円の壁の間違いちゃうん?」
スズ「間違いちゃうよ」
ななちゃん「103万円と106万円の壁、近すぎ」
スズ「(笑)」
今日は、「106万円の壁撤廃」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
「106万円の壁がなくなる」
このような記事を最近見ませんか?
ななちゃんの言うように、
103万円も壁と言われているのに
106万円も壁だなんて、
何が何だか分からなくなりそうですね。
さて、
そもそも106万円の壁とは
どういった壁なのでしょうか。
ひとつずつ見ていきましょう。
いわゆる「106万円の壁」とは、
パートなどで働く人が
社会保険に加入するかどうかを判断する
条件の一つです。
ここでいう社会保険とは、
厚生年金保険と
健康保険のことをいいます。
パートなどで働く人の中には、
健康保険は夫(または妻)の
扶養になっている人もいますね。
扶養になっていると、
自分自身で健康保険に加入する必要はありません。
また、夫(または妻)の厚生年金に加入している場合は、
一定の条件を満たせば、
自分で国民年金保険料を支払う必要もありません。
けれど、
パートなどで働く人が一定の条件を満たすと、
自分自身で社会保険に加入することになります。
2024年12月時点では、
従業員数が51人以上の会社などで働く人について、
・週の労働時間が20時間以上
・月額の賃金が8万8,000円以上
・2カ月を超えて雇用される見込みがある
・学生ではない
などの条件を満たすと、
社会保険の加入対象になります。
この「月額8万8,000円以上」という条件を
年収にすると約106万円になるため、
「106万円の壁」と呼ばれています。
では、
パートで働くAさんの場合を見ていきましょう。
Aさんの夫は会社員。
Aさんは、
大手のドラッグストアで働いています。
1日の勤務は5時間、
週4日働いていて、
毎月の給料は9万円です。
Aさんの場合、
1日の勤務時間が5時間で
週4日働いているので、
1週間の労働時間は20時間です。
また、
毎月の給料は9万円なので、
月額8万8,000円以上という条件も満たしています。
そのほかの条件も満たしていれば、
Aさんは自分自身で
社会保険に加入することになります。
ところで、
この「106万円の壁」が
なくなる方向で検討されています。
最低賃金が上がっているため、
地域によっては、
週20時間働くと
月額8万8,000円を超えることもあります。
そうすると、
「月額8万8,000円以上」という条件を
わざわざ設けておく必要性が
以前より小さくなってきます。
そこで、
今後は「月額8万8,000円以上」という
賃金の条件をなくし、
「週20時間以上働くこと」を
社会保険の加入条件の一つとして
判断する方向で検討されています。
つまり、
「106万円を超えたら社会保険に加入する」
という仕組みから、
「週20時間以上働くかどうか」を
より重視する仕組みに
変わっていく可能性があるということです。
ななちゃん「わけわからん」
スズ「(笑)」
今日は、「106万円の壁撤廃」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来年は、「iDeCoの上限金額」の知識をひとつ+(プラス)していくことから始めましょう。
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