ななちゃん「iDeCoって、年金の上乗せとか言うやん」
スズ「そうやね」
ななちゃん「でもさ、そもそも年金って必要なん?」
スズ「必要やと思うけどな」
ななちゃん「だってさ、自分らでお金貯めといたらいいやん」
スズ「なるほど」
ななちゃん「貯金しとったら、別に年金なんて要らんのちゃうん」
今日は、「年金って必要?」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
突然ですが、
皆さんは
年金は必要だと思いますか?
それとも、
年金なんて必要ないと思いますか?
年金は、
年を取ってから収入の柱になるものです。
要するに、
若いうちは働いて手にしたお金を使って生活しますが、
年をとって働けなくなった後も、
生きていくにはお金が必要ですよね。
そのためにもらえるお金が年金です。
年金は
働けなくなった後
寝たきりになっても 死ぬまで受け取れます。
さて、
働けなくなった後も
生きていくためにはお金が必要だということは分かったけれど、
そのためのお金は
「貯金しておけばいいのでは?」と思う人もいるかも知れません。
では、
貯金しておけば年金は必要ないのでしょうか?
年金制度がなかったとして、
65歳のAさんの場合をみていきましょう。
Aさんは、
若いころから老後の為に貯金をしていました。
65歳時点での貯金額は5000万円。
では、
5000万円で
Aさんは何年間生活できるでしょうか。
Aさんの毎月の支出額は25万円とすると
16年~17年ぐらいは生活できますが、
Aさんが81歳を超えて生きれば、
そのあとは生活するお金が無くなってしまいます。
そして、
Aさんが何歳まで生きるのかは 誰にも分かりません。
けれど、年金制度があれば
Aさんが何歳まで生きたとしても 死ぬまでお金がもらえます。
次に、
貯金(5000万円)の価値について考えてみましょう。
65歳時点での5000万円の価値は、
その後10年、15年経つと 価値が下がってきます。
どういうことかというと、
物価は上昇していくので
その分お金の価値が下がるわけです。
例えば、
10年前は300円だった牛丼の値段が
今は400円台だとしましょう。
すると、
1000円あれば
3杯食べられた牛丼が、
今は2杯しか食べられません。
要するに、
物価が上がることによって
1000円の価値が下がったんですね。
Aさんの5000万円も
今の生活費から計算すると16年分ほどになりますが
物価が上がると もっと短くなることが考えられます。
けれど
年金は物価に連動するように改定されます。
さて、どうでしょうか。
やはり年金は心強いものだと思いませんか?
ななちゃん「でもさー、70歳とかで死んだら要らんことない?」
スズ「そりゃ結果論やで」
今日は、「年金って必要?」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「空き家問題」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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