ななちゃん「住宅ローンってさ、固定金利と変動金利があるやんね」
スズ「うん」
ななちゃん「でも、それ両方が合わさったものもあれへん?」
スズ「固定金利期間選択型のことかな」
ななちゃん「わ、なが」
スズ「最初の何年間とか固定金利にしとくやつ」
ななちゃん「最初の何年間かだけ?」
今日は、「固定金利期間選択型が向いている人」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
住宅ローンは、
固定金利型
固定金利期間選択型
変動金利型
この中のどれかを選んで借りることになります。
分かりやすくいうと、
住宅ローンを借りている間の利息計算に使う金利を、
全期間固定の金利にするのか
最初だけ固定にして そのあと世の中の金利に合わせるのか
最初からずっと世の中の金利に合わせるのか
ということです。
さて、今日はこの中の
「最初固定にして、そのあと世の中の金利に合わせる」タイプである
固定金利期間選択型について
どのような人に合っているのかをみていきましょう。
固定金利期間選択型の住宅ローンの特徴は、
最初10年間などは固定金利で
期間が終了したあとは、その時点での金利に合わせて変更されるということです。
変更される際、
変動金利型にすることもできるし
新たに固定金利期間を設定できるものもあります。
固定金利型(全期間)と比べると、
固定金利の期間が短い分 金利が安くなるのは良いところですが、
10年間などの期間が終了した後の金利がどのようになっているのかは分かりませんね。
とても高くなっている可能性もあるわけです。
さて、
このような固定金利期間選択型の住宅ローン
どういう人に向いていると思いますか?
ポイントは、
固定期間終了後、
金利が上がっていて
毎月の返済額が上がったとしても
それに対応できるかどうか
ということです。
例えば、
10年間などの固定金利期間に 繰上げ返済用のお金を貯められる人
或いは、
固定期間終了ぐらいのタイミングで保険の満期など まとまったお金が入る人
また、
10年後などには子どもの教育費の支払いも終わり 返済額が増やせる人
このような人に向いていると言えるでしょう。
ななちゃん「貯金は無理やろな」
スズ「なんやて」
今日は、「固定金利期間選択型が向いている人」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「不動産の抵当権」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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