企業型確定拠出年金に加入しています 転職したらそのお金はどうなりますか?

年金

ななちゃん「私会社で企業型DCっていうのやってるねん」

スズ「企業型の確定拠出年金のことね」

ななちゃん「年金っていうぐらいやから、若い時には受け取られへんのやろ?」

スズ「そやね」

ななちゃん「でもさ、私ずっと今の会社で働き続けるかどうかわからんやん」

スズ「うん」

ななちゃん「辞めたら貯まったお金もらわれへんの?」

今日は、「企業型DCの持ち運び」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

皆さんの中には、会社で確定拠出年金をやっている人もいると思います。
もしかしたら、言われるままに手続しただけで よくわかっていない人もいるかも知れませんね。


会社でやっている確定拠出年金を
企業型確定拠出年金(または企業型DC401K)といいます。


どういうものかというと、
会社が皆さんの老後の為に
毎月いくらかずつなどお金を積み立ててくれる制度です。


細かい決まりは会社によって若干異なりますが
基本的には60歳になった時に
積み立てたお金を年金や一時金という形で受け取ります。


さて そうはいっても
今の会社で60歳になるまで働き続けるのだろうか?と思う人もいますよね。


転職や起業の可能性もあるでしょう。
また 仕事を辞めてしまうこともあるかも知れません。


そんな時 今まで会社が積み立ててくれていた確定拠出年金は
どうなるのでしょうか。
その会社を辞めてしまったら もらえないのでしょうか。


実は
確定拠出年金は持ち運ぶことができます
ポータビリティといいます。


皆さんも、携帯電話の会社を変えた時 番号は変わらず使えた経験はありませんか?
電話番号の持ち運びですね。
それと同じイメージです。


転職により会社が変われば
確定拠出年金は次の会社に持ち運べます
(転職先に確定拠出年金の制度がある場合)


また、
起業したり 仕事を辞めてしまった場合
持ち運び先は個人型の確定拠出年金(iDeCo)になります。


このように、
企業型の確定拠出年金制度がある会社で働いている場合
その会社を辞めても資産は次の場所に持ち運ぶことができます。



ななちゃん「安心したわ」
スズ「中身、時々チェックしてる?」



今日は、「確定拠出年金の持ち運び」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「確定拠出年金の持ち運び」の知識をもうひとつ+(プラス)していきましょう。



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