転職で引越したときの住民税 どうなる?

税金

ななちゃん「いとこがさ、4月から新しい会社に転職しやってん」

スズ「ほーほー」

ななちゃん「でさ、それに合わせて引越しやってん」

スズ「ふんふん」

ななちゃん「関東に住んでやってんけど、関西に移ってさ」

スズ「えらい遠くやね」

ななちゃん「でさ、『前住んでたところから税金の納付書が来てる』って言ってやって」

スズ「住民税の納税通知書やね」

今日は、「引越した時の住民税」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

今年に入ってから転職した人もいると思います。
転職しても自分の住所が変わらなければ
住民税に関しては特に変更はありません。


住民税は、
その地域に住む人が、市町村や都道府県に納める税金です。

ですので、
どこに住んでいるか(どこに住民票があるか)により
どこに税金を納めるか
が決まります。


さて、
ななちゃんのいとこが転職に伴って引越しをしたようです。

この場合、
住民税はどこに納めるのかをみていきましょう。


住民税は、
その年の1月1日に住んでいる自治体に納めます


ななちゃんのいとこが、
仮に3月に関東から関西へ引っ越したとすると
1月1日時点の住所地は、関東の住所ですね。

関東での住所地をA市だとすると
ななちゃんのいとこは
令和6年度は
A市に住民税を納めることになります。


住民税は、
通常6月に納税通知書が送られてきて
6月、8月、10月、翌1月の 4回に分けて納付します。

ということは、
もうとっくに離れたA市に 住民税を納め続けるということになりますね。

さてここで、
今までの給料からは住民税が天引きされていたはずなので、
「天引きされているのに さらに税金を納めなくてはならないの?」

と思うかもしれませんが、大丈夫です。
転職先からもらっている給与明細を見てみてください。
住民税は引かれていないはずです。

今の会社からの給与で住民税が引かれるのは、
来年の6月からです。



ななちゃん「昔住んでたとこから納税通知書とか、これなんやと思うよね」
スズ「だよねー」



今日は、「引っ越した時の住民税」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「長期金利」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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