ななちゃん「お正月の地震、怖かったね」
スズ「遠く離れた大阪でも揺れたぐらいやもんね」
ななちゃん「今回被害が大きかったところ、去年家族で泊まりに行っててん」
スズ「そうなんや」
ななちゃん「話した宿の人たちどうしてはるんやろうと思うと辛い」
スズ「ほんまやね」
ななちゃん「何もでけへんけど、ふるさと納税で寄付したよ」
今日は、「地震保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
地震保険という言葉を
聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
地震で、
家屋や家財に損害が出てしまったら、
それを補償してくれる保険です。
家屋や家財に損害が出た時の保険
というと、
火災保険を思い浮かべる人も多いと思います。
火災保険は、
火災により家屋や家財が被害を受けたとき以外にも、
台風で屋根が壊れた
竜巻で窓ガラスが割れた
大雨で家が浸水した
などの場合にも補償されますが、
地震が原因で
火災に遭った、
浸水したなどの場合は
補償されません。
そのため、
地震で損害が出たときに備えて
火災保険にセットして地震保険を契約する
ということになります。
「地震だけに備えればいいから、地震保険だけでいいわ」と考えたとしても、
地震保険だけに加入することはできません。
火災保険にセットして契約する必要があります。
もうひとつのポイントは、
地震保険は
火災保険の契約金額の30%~50%ということです。
わかりづらいですね。
どういうことかみていきましょう。
まず、
火災保険に加入するときの、
保険金額の決め方からみていきましょう。
例えば、
戸建て住宅の建物が2000万円だったとします。
この場合、
火災保険の保険金額も2000万円とすることが一般的です。
これがどういうことかというと、
仮に火災で家が消失してしまっても、
保険金2000万円が出れば
家を建て直すことができるということですね。
けれど、
地震保険は
家を元通りに建て直すことを目的にしているわけではありません。
先ほどの
火災保険の保険金額2000万円の場合だと、
セットされる地震保険の建物の保険金額は、
30%~50%なので、
金額にすると
600万円~1000万円です。
ということは、
地震が原因で
家屋が焼失してしまった場合、
建て直すためには2000万円必要だとしても、
1000万円までしか補償されません。
地震保険は、
国と保険会社が共同で運営していて、
大地震の時など、
巨額の保険金の支払いが必要になった時、
国が支援する仕組みになっています。
家を建て直すことを
目的としているではなく、
生活再建のための費用、という考え方になります。
ななちゃん「火災保険?ウチはいってたっけ?」
スズ「チェックチェック」
今日は、「地震保険」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「賃貸か持家か」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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