介護保険制度 仕組みを知っていますか?

保険

ななちゃん「『介護報酬の改定が行われます』って言われてるやん」

スズ「介護保険制度の見直しのことね」

ななちゃん「そもそも介護保険のこと、よー分からへん」

スズ「いろんな言葉があるしね」

ななちゃん「そーそー。介護保険料とか、介護保険の自己負担とか、ほんで介護報酬?」

スズ「いっこいっこ整理していこか」

今日は、「介護保険制度」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

皆さんは、介護保険という言葉は聞いたことがあると思いますが、
その中身について知っていますか?


そもそも介護保険とは、
高齢になったり、認知症になったりすることで
誰かの手助けが必要になった時に使う公的な保険です。

例えば、
自分の親が一日中 目を離せない状態になってしまったら、
家族だけでケアをすることは大変ですね。
仕事を続けることも難しくなるかも知れません。

また、
その親が遠くに離れて住んでいるような場合、
どうやって面倒をみましょうか。


介護保険制度は
そんな時のために 社会全体でお金を出しあって、
誰かの手助けを受けられるようにする為に作られた制度です。

社会全体でお金を出しあう、というのは、
具体的には
私たちが支払う「保険料」と
国や市町村が支払う「負担金」です。

これを財源として運営されています。


では、ななちゃんが言っていた「介護報酬」とはどういうものなのでしょうか。


介護保険サービスを利用するにはお金が必要ですが、
支払いはサービス料の1割です(原則)


例えば、
ヘルパーさんに来てもらった、
デイサービスを利用した、
などの金額の合計が50000円だった場合
自分が事業所に支払う金額は5000円だけです。


でも、ヘルパーさんを派遣する事業所への支払が5000円だけだったら、
この事業所は運営できませんよね。
ヘルパーさんに支払う給料も出ません。

この場合、
残りの45000円を社会全体で出しあった財源からもらいます。

このお金を介護報酬と言います。


介護サービスは、
「どんなサービスを」「どのぐらいの時間」受けるかによって、
細かく料金が決められています。
今回、この料金が改定されたということです。



ななちゃん「でもさー、死ぬまで元気やったらどうなんの?」
スズ「そういう人は幸せやん」



今日は、「介護保険制度」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「介護保険料」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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