ななちゃん「病院いったら『保険証だしてください』っていつも言われる」
スズ「そやね、保険証があると、支払いも3割でいいもんね」
ななちゃん「保険証なかったらどうなるん?」
スズ「保険証がなかったら10割払わなあかんねんよ」
ななちゃん「10割⁈」
スズ「いつも行ってる病院とかで、たまたま保険証忘れちゃったら、『今度来るとき持ってきてくださいねー』って大丈夫なこともあるけど、初めていく病院やったらそれでけへんわ」
ななちゃん「そりゃ大変や」
今日は、「保険証」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
皆さんが病院で窓口に出す保険証、
よく見たことありますか?
正式な名前は、
健康保険被保険者証、国民健康保険被保険者証、などといいますが、
ここでは簡単に「保険証」と呼ぶことにします。
保険証の下の部分には、
健康保険組合名
共済組合名
全国健康保険協会
或いは市町村名などが書かれていると思います。
スズは、
「病院は、患者さんから3割もらって、健康保険から7割もらう」
と言っていましたね。
この「健康保険」というのが、
保険証の下の部分に書いてあるところになります。
要するに、
あなたが病院で診察を受けたり、薬をもらったりすると、
かかった医療費の7割は健康保険から出ているんですね(例外あり)。
「健康保険(例えば〇〇健康保険組合)ってそんなにお金があるの?」と思いましたか?
実は、
会社で働いている人は、
毎月の給与の中から健康保険料を支払っています。
天引きされているので
気づいていない人もいるかも知れませんが、
会社員が支払った健康保険料を集めて、
皆さんが病院にかかった時に支払ってくれます。
(国からの補助金もあります)
「わたしは学生だから働いてない」という人もいるかも知れません。
そういう人は、誰か家族に働いている人がいると思います。
例えば、お父さんやお母さん。
仮にお父さんが働いていたとすると、
あなたはお父さんに養ってもらっているということなので、
お父さんの家族として、
健康保険があなたの分の医療費も支払ってくれます。
(国民健康保険の場合は考え方が少し違います)
普段から保険証を持ち歩いている人は多いと思いますが、
特に旅行などで遠くに行く場合は、忘れずに持っていくとよいですね。
旅先でケガをした、といったような場合でも、
保険証があれば3割の負担で診療をうけられます。
ななちゃん「じーっと見たことなかったわ」
スズ「だよねー」
今日は、「保険証」の知識をひとつプラスしました。
来週は、「家計簿」の知識をひとつプラスしていきましょう。
独立系ファイナンシャルプランナー事務所 FP office Bellsへのご相談は、
こちらから
https://fp-office-bells.com/contact.php
コメント