投資信託を長期で保有する場合に 気をつけたいこと

投資

ななちゃん「投資信託を選ぼうと思っても、なんやいろいろ比較?せなあかんとかでややこしいよね」

スズ「そうかも」

ななちゃん「手数料?とか、信託報酬?とか」

スズ「そやね」

ななちゃん「でもさ、違いっていってもめっちゃ小さいやん。変わらへんのちゃうん?」

今日は、「投資信託のコスト管理のポイント」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

投資信託を長期で持ち続けて運用していくとき、
意外と見落とされがちですが
大きな影響を与えるのが「コスト」です。


投資信託には主に3つのコストがあります。

まず「購入時手数料」は、
購入の際に販売会社に支払う費用で
最近は無料のファンドも増えています。


次に「信託報酬」は、
運用や管理にかかる費用で
保有している間ずっとかかります。
これはどの投資信託にも必ずあるコストです。


もう一つの「信託財産留保額」は、
解約時にかかる費用で
ファンドの資産を守るために一部が差し引かれる場合があります。



ここで、
AさんとBさんの例を比べてみましょう。

Aさんの持つ投資信託は、信託報酬が1.1%
Bさんの持つ投資信託は、信託報酬が0.1%


二人とも毎月3万円を30年間積み立て、
年4%で運用した場合、

Aさんはおよそ1,700万円、
Bさんはおよそ2,000万円になり、
差は約300万円にも広がります。

わずか1%の違いが、長期ではこれほど大きな差になるのです。


一般に「インデックスファンド」は信託報酬が低めで、
市場全体の動きを目指す商品です。


一方「アクティブファンド」は高めの信託報酬が設定されており、
市場平均を上回る成果を狙います。

市場平均を上回る場合もありますが、
必ずしも成績が良いとは限りません。


長期投資では「わずかなコストの差」が
将来の資産額を大きく変えるため、
ファンドを選ぶ際には運用方針だけでなく、
コスト面をしっかり確認することがとても大切です。

ななちゃん「たった1%で⁈」
スズ「そうやねん」



今日は、「投資信託のコスト管理のポイント」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「老後の資産運用」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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