ななちゃん「債券、って国債だけじゃないねんね」
スズ「そやよ」
ななちゃん「証券会社のサイト見てたら、会社の債券とかもあったよ」
スズ「うん」
ななちゃん「利率とか利回りとか書いてあった」
スズ「うん」
ななちゃん「利率も利回りも一緒のことちゃうん?」
今日は、「債券の利率と利回り」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
既に市場で取引されている債券を購入しようと思ったら
何を基準に選びますか?
残存期間(満期までの期間)
利率
利回り
このようなところをチェックするかもしれませんね。
では、
利率と利回り
似たような言葉に見えますが
違いは何なのでしょうか?
まず利率とは
「額面金額に対して支払われる年間の利子の割合」です。
債券は基本的に保有している間は
利子を受け取ることができます。
例えば
額面100万円の債券があったとして、
その債券の利率が2.4%だとしましょう。
すると
1年間で24,000円の利子を受け取ることができるということです(税引き前)
利率は、
債券の発行時に決定され、変わることはありません。
では
利回りとは?
利回りは
「購入価格に対して、受け取れる利子や売却益なども含めた実質的な収益率」のことです。
例えば
100万円の債券を募集の時に買って
毎年利子を24,000円受け取り、
満期を待たずに5年後に102万円で売ったとしましょう。
すると
トータルで考えると
年間2.8%の収益があった、ということになります。
この数値が「利回り」になります。
債券によって
利率と利回りの数値にあまり開きがないもの
利率と利回りの数値に大きな開きがあるもの、があります。
ななちゃん「それ、何か関係あんの?」
スズ「債券選ぶのに知っとくといいかも」
今日は、「債券の利率と利回り」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「国民健康保険の加入」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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