住宅ローンの金利が決まる日│銀行で審査してもらった時の金利ではありません

住宅ローン

ななちゃん「友だちが家買いやってん」

スズ「そうなのね」

ななちゃん「最初計画した時から結構時間がかかってんて」

スズ「そうなんや」

ななちゃん「最初聞いてた金利より高くなって困った!って言ってやる」

スズ「なるほど」

今日は、「住宅ローンの金利が決まる日」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

ななちゃんの友だちは住宅ローンを組んで家を買ったようです。

では、
ななちゃんの友だちをAさんとして見ていきましょう。


Aさんは、
家を買うにあたって
銀行に住宅ローンの相談に行きました。


銀行の人からは
「Aさんの場合は優遇金利もあるので、0.7%前後になる可能性が高いです」
と聞かされました。


Aさんはそれを聞いて、
住宅ローンの借入金利を0.7%で計算し
毎月の返済額は80000円になると想定しました。


「これなら大丈夫」と思っていましたが、
実際ローンを借りたら、
なんと金利は1.0%
毎月の返済額も84000円に上がっていました。


一体どういうことなのでしょうか?


実は、
住宅ローンは
融資が実行された日の金利が適用されます。


融資が実行された日とは、
実際に入金があった日ということですね。


融資前に
「〇〇%前後の可能性が高いです」と言われていたとしても
それはあくまでも可能性の話なんですね。


実際の金利と、
事前に聞いていた金利に差があるのは
いくつかの理由がありますが、

その一つが「金利の上昇」です。


Aさんは
最初銀行に相談に行ってから、
実際に融資を受けるまでに数か月かかってしまったので
この間に金利が上がったということが理由だったようです。


住宅ローンを借りる場合、
融資実行日までに多少金利が上がったとしても問題ないように
計画を立てておきたいですね。



ななちゃん「そんなん分からんやん」
スズ「そやけどさ」



今日は、「住宅ローンの金利が決まる日」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「専任媒介契約」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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