ななちゃん「遺族補償年金って、ダンナがもし死んだらもらえるんや」
スズ「遺族補償年金は、そうとも限らへんよ」
ななちゃん「遺された家族がもらえる年金なんちゃうん?」
スズ「もしかして、遺族厚生年金とごっちゃになってる?」
ななちゃん「遺族補償年金と、遺族厚生年金って違うの?」
今日は、「遺族補償年金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
遺族補償年金
遺族厚生年金
ちょっと紛らわしいですね。
どちらの年金も、
遺された家族に支払われる年金ですが、
どういった時に支払われるかに違いがあります。
今日はこの違いをみていきましょう。
まずは
遺族厚生年金
これは、厚生年金に加入していた人が亡くなった場合
遺された家族に支払われる年金です。
(給付には要件あり)
これに対して
遺族補償年金はどうでしょうか。
遺族補償年金は
働く人が仕事中(通勤中)の事故などにより亡くなった場合
遺された家族に支払われる年金です。
ですので、
休日などプライベートの時間に事故で亡くなったなどの場合は
支払いの対象ではありません。
さて、
遺族厚生年金は
夫が亡くなった妻への給付
妻が亡くなった夫への給付 に大きな違いがあります。
(現在、男女差を解消させるための改正案が提出されています)
実は、
これと同じように
遺族補償年金にも
男女差があるんですね。
どういった男女差かというと、
夫が亡くなった妻への給付は
妻の年齢に制限はありませんが、
妻が亡くなった夫への給付は
妻の死亡時、夫が55歳未満の場合
給付はありません。
さらに、
妻の死亡時、夫が55歳以上でも
60歳にならないと給付されません。
このように大きな男女差があります。
厚生労働省は
この男女差を解消する方向で
検討に入ったようです。
ななちゃん「違いすぎやん」
スズ「だよね」
今日は、「遺族補償年金」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「家族信託」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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