シャープレシオとは│「同じリスクを取るならリターンが多い方がよい」を数値化したもの

投資

ななちゃん「どうやって投資先を選ぼうかと思っててさ」

スズ「うん」

ななちゃん「いろいろ見てるうちに、次々分からん言葉が出てきて」

スズ「あらら」

ななちゃん「シャープレシオが大きい方がいい?とか?」

スズ「詳しいね」

ななちゃん「なんか余計分からんようになってしもた」

今日は、「シャープレシオ」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

投資信託の内容を見ていると
「シャープレシオ」という言葉に出会うかも知れません。


「シャープレシオ」は数字で表されます。

この数字、
どういう風に捉えればよいのか見ていきましょう。


Aさんは、
ネット証券の投資信託のラインナップを見ながら
「どれを選べばいいんだろう?」と迷っています。


「手数料が安い方がいい」と聞いたこともあったので、
手数料の安さを比べていましたが
今まで聞いたことのなかった「シャープレシオ」という言葉が目に入りました。


それぞれの投資信託、
シャープレシオが「1.1」「1.3」などのように
表示されています。


Aさんは、
「この数字を見て、何を判断するの?」
と思いました。


この数字を見て
何を判断するのでしょうか。


さて、
シャープレシオ
「投資の効率」を測る指標になります。


要するに、
どれだけ効率よく投資ができたか
ということですね。

言い換えると、
「どれぐらいのリスクをとって、どれだけの利益を得られたか」
を数字で表したものです。


仮に
投資信託Aのシャープレシオが「1.1」
投資信託Bのシャープレシオが「1.3」
としましょう。


どうでしょう
投資信託Bの方が
シャープレシオが大きいですね。


ということは、
投資信託Bの方が
「リスクのわりに、リターンが大きい」ということになります。


逆から見ると、
投資信託Aは
投資信託Bと比べて
「リスクを取ったわりには、リターンが少ない」
という言い方ができます。


「どの投資信託を選べばいいの?」と迷った場合、
比較する際に使えるのがシャープレシオです。


「同じリスクを取るなら、リターンが大きい方がいいよね?」
という考え方を
数値にしたものです。



ななちゃん「あんまり差がないように見えるけど」
スズ「(笑)」



今日は、「シャープレシオ」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「住宅購入の際の手付金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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