ななちゃん「年金って、ややこしいね」
スズ「みんなそう言うね」
ななちゃん「生まれた年とかによっても違ったりするやん」
スズ「たしかに」
ななちゃん「もっとわかりやすくなればいいのに」
スズ「自分に関係あるところから見てったら?」
今日は、「国民年金の任意加入」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
この記事を読んでいるあなたが20歳以上だとしたら、
あなたは国民年金に加入しているはずです。
あなたが会社員なら、
「社会保険料」という名目で
給料から国民年金の保険料が差し引かれています。
あなたが学生なら、
「学生納付特例制度」を使って
国民年金の保険料の支払いを猶予してもらっているかも知れませんね。
あなたがフリーターなら、
納付書を使って国民年金の保険料を支払っているのではないでしょうか。
このように
日本では20歳になると
国民年金に加入して
保険料を納める(または猶予される)ことになります。
では、何歳まで保険料を納める必要があるのでしょうか。
国民年金の保険料は、
60歳になるまで
基本的には毎月納めます。
保険料はその年ごとに変わり、
令和7年度は、1か月17510円です。
さて、年金はこのように
20歳になった時から60歳になるまでの40年間
毎月保険料を納めて、
原則65歳になったら
今度は受けとるシステムになっています。
気になる年金の額ですが、
今年度は月69000円ほど。
年金額は毎年改定されますが、
生きている間ずっと年金を受けとることができます。
さて、
この69000円という金額は
40年間保険料を納めた場合です。
例えば
「保険料を納めていなかった」などの期間があると
その期間に応じて年金額が変わります。
Aさんには、
5年間保険料を納めていない期間がありました。
すると、
Aさんの年金額は月60600円ほどになり
40年間保険料を納めた人と比べると
9000円ほど年金が少なくなります。
月9000円というと、少なくない金額ですね。
けれど、
満額(69000円)に近づける方法があります。
それは、
60歳になってからも
国民年金の保険料を支払うということです。
国民年金の保険料は
60歳になるまでしか納めることができませんが、
「任意加入」という方法を取ることで、
原則65歳まで納めることができます。
Aさんが
60歳になってから国民年金に任意加入して
5年間保険料を納めると
65歳になってから受け取る年金は満額になります。
ななちゃん「保険料高いやん」
スズ「そこかい」
今日は、「国民年金の任意加入」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「投資におけるコアとサテライト」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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