ななちゃん「自営業やってる友達がおってさ」
スズ「うん」
ななちゃん「内装業やってんねんけど、こないだ脚立から落ちてケガしやってん」
スズ「なんと」
ななちゃん「骨折してたみたいで、今松葉杖ついてやる」
スズ「あらら」
ななちゃん「自営業の人の保険証ってちょっと柄が違うねんね」
スズ「国民健康保険だよね」
今日は、「国保保険料の上限」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
自営業の人などが加入する健康保険は、
国民健康保険。
「国保」という言い方もします。
さて、
会社員が加入する健康保険は
給料の額に応じて保険料が決められています。
給料が高い人は、
その分保険料も高くなるということですね。
けれど、
給料が高くなればなるほど
限りなく保険料が高くなるのかと言えば
そうではありません。
上限があります。
現在は、
給料の額が約136万円の人が支払う保険料が最高です。
給料の額が
150万円、200万円…と高くなったとしても
支払う保険料はそれ以上 上がりません。
さて、
自営業の人が加入する国保を考えてみましょう。
自営業の人は
会社から給料をもらっているわけではありませんね。
では、どのように保険料が決まるのでしょうか。
それは、
所得などにより決まります。
所得が高ければ保険料も高くなる
ということですね。
では、
所得が高くなればなるほど、保険料も高くなるのかというと
そうではありません。
保険料の支払には上限があります。
さて、
この上限額が引き上げられることになりました。
現在は年間106万円が上限ですが、
4月から109万円になります。
要するに、
保険料の支払の最高額が
106万円だったのが、
109万円になるということですね。
ただ、
この影響を受けるのは
年収が1170万円以上の単身世帯などで、
それ以外の人には影響はありません。
ななちゃん「月で割ったら結構な金額」
スズ「計算したんかい」
今日は、「国保保険料の上限」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「引受基準緩和型保険」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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