ななちゃん「会社の人で、子どもが保育園行ってる人がおって」
スズ「うん」
ななちゃん「寒い時期やし、子どもが風邪ひいて具合悪くなったりするねんて」
スズ「そっかぁ」
ななちゃん「実家のお母さんに来てもらうらしいけど、来られへん時もあるやん」
スズ「そやろね」
ななちゃん「そんな時、『自分が休まなあかん』って言ってる」
スズ「看護休暇っていうのが使えるんちゃう?」
ななちゃん「看護休暇?なにそれ」
今日は、「子の看護休暇」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
寒いこの季節、
風邪をひいて体調を崩すこともありますね。
小さな子どもなら なおさらかも知れません。
大人なら
一人で療養することもできますが
小さな子どもには難しいでしょう。
病院に連れて行ったり、
家で薬を飲ませたりなどの世話が必要なこともあります。
家に誰か大人がいれば、
病気の子どもの世話もできますが
親が2人とも働いていれば
どちらかが仕事を休んで子どもの世話をする必要がありますね。
そんな時
「有給休暇を使う」ことを思い浮かべる人も多いかも知れません。
けれど、
有給休暇を使わずに休める制度があります。
その制度が
子の看護休暇です。
子の看護休暇とは名前の通り、
病気にかかったりケガをした子どもを
看護(世話)するための休暇です。
子どもが一人なら
年間5日間、
有給休暇とは別に取得できます。
丸々一日会社を休めば5日間ですが、
半日ずつ休むとすると 10日間休めることになります。
「有給休暇は家族のレジャーに使うつもりにしていたのに、
子どもが病気して有給休暇が減ってしまった・・・」
など、そんなことは軽減されそうです。
ただし、
子の看護休暇が使えるのは、
小学校に上がる前の子どもだけです。
また、
子の看護休暇は
子どもが病気にかかった時だけではなく
「病気にならないように」予防接種を受けたりする場合も使えます。
こんな場合は、
時間単位で取得するのも良いかも知れませんね。
ななちゃん「小学生でも一人で置いとかれへんことない?」
スズ「それはそうやけどね」
今日は、「子の看護休暇」の知識をひとつ+(プラス)しました。
来週は、「家計の金融資産」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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