ななちゃん「イデコの掛け金の上限が変わるって話読んだよ」
スズ「うん」
ななちゃん「先月から変わったって言ってへんかったっけ?」
スズ「そうそう」
ななちゃん「また変わるの?」
スズ「そうらしいね」
ななちゃん「覚えきられへんわ」
スズ「たしかに」
今日は、「iDeCoの上限金額」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
iDeCoで積み立てられるお金は、
働き方や
働いている会社の制度によって違います。
例えば、
企業年金制度がある会社で働いている人は
iDeCoの積立金額と
企業年金の積立金額の合計が
55000円までというように決められています。
では、Aさんの場合を見ていきましょう。
Aさんは会社員。
企業年金制度がある会社で働いています。
Aさんの会社の企業年金の積立金額は30000円。
先ほどお話ししたように、
iDeCoの積立金額と
企業年金の積立金額の合計は55000円までですね。
すると、
Aさんは iDeCoで25000円の積立ができる計算になりますが
Aさんの場合のiDeCoの積立の上限は20000円です。
とてもややこしいですね。
要するに、
企業年金とiDeCoの積立金額の合計には上限があり
更に、iDeCoの積立金額にも上限があるということです。
さて、
iDeCoの積立に関しては 先月内容が変更になったばかりですが、
新たに、
企業年金と iDeCoの積立金額の上限が
55000円から62000円に上げられます。
この変更は、
企業年金と iDeCoの合計金額の上限を上げるだけではなく
上限内での iDeCoの積立金額の上限を無くすという内容になっています。
Aさんの場合、
企業年金の積立金額が30000円のままなら
iDeCoで32000円まで積み立てられるということになります。
また、
現在は企業年金制度のない会社で働いている人は
iDeCoの積立金額の上限が23000円ですが
この金額も62000円に上げられます。
どういうことかというと、
今は
企業年金制度のある会社で働いているか いないかで
老後に向けての積立金額に差があります。
企業年金制度のある会社で働いていれば
毎月最大55000円積み立てられるのに、
企業年金制度がない会社で働いていれば、
毎月最大23000円しか積み立てられないわけですね。
それを
どのような会社で働いていたとしても、
最大62000円まで積み立てられるようになります。
今年の4月からは
積立金額の上限についてはシンプルになりそうです。
ななちゃん「シンプルかぁ?」
スズ「今と比べたらさ」
今日は、「iDeCoの上限金額」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「保険の見直し」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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