出産費用の全国平均が50万円を超えました│出産一時金でどのぐらいカバーできる?

ライフプランニング

ななちゃん「友達が妊娠してるねん」

スズ「そうなのね」

ななちゃん「来年生まれるねんけど、費用がどのぐらいになるんやろうって言ってた」

スズ「うん」

ななちゃん「普通の出産って、保険使われへんのやろ?」

スズ「うん。出産は病気とちゃうからね」

ななちゃん「それやったらお金心配やよね」

今日は、「出産費用」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

ななちゃんの友達が 来年出産予定のようですね。

帝王切開などの手術を受けて赤ちゃんを産むと
健康保険が使えます。

けれど 正常分娩の場合、
病気ではないので 健康保険は使えません。


ただし、
出産一時金という形で 健康保険からお金が支払われます。


さて、
出産一時金の金額はいくらか知っていますか?


現在 子供一人につき50万円です。


出産一時金は
徐々に上がってきていて
去年42万円から50万円へと 大幅に上がりました。


子供を一人産むと、
50万円の一時金を受け取れるということです。


では、
出産にかかる費用はいくらぐらいなのでしょうか。


2023年度の全国平均は
506540円。
初めて50万円を超えました。


ということは、
出産一時金として50万円受け取るけど
出産にかかる費用も同じぐらいということですね。


さて、
この数字は全国平均なので
都道府県により差があります。


一番高いのは東京都
62万円を超えています。

熊本県が一番低く、
39万円ほどです。


要するに、
出産するところによっては
出産一時金50万円では足りないことがある ということですね。


例えば
東京都で出産すると、
平均12万円ほどの金額を 自腹で支払う必要があるということです。

また、
この平均の金額には
個室などの部屋代は含まれていません。


このように
出産一時金は徐々に引き上げられてきていますが
出産にかかる費用も上がってきていることが分かります。


さて 現在
正常分娩の出産費用を
保険適用にするかどうかの議論が進められています。


保険適用になると、
正常分娩の場合でも健康保険が使えるということになります。



ななちゃん「でもさ、一時金もらえるんやったらどっちでもいいんちゃうの」
スズ「というわけでもないよ」



今日は、「出産費用」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「育休中の住民税」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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