ななちゃん「こないだ私の友達が『知り合いに勧められて保険に加入してもーてん』って言ってきやってさ」
スズ「加入してもーてん、って言ってるってことは後悔してやるん?」
ななちゃん「カフェで会って、説明はしてもらったらしいねんけど、よー分からんまま契約しちゃってんて」
スズ「あらら」
ななちゃん「本当は持ち帰って家でゆっくり検討したかったらしいわ」
スズ「なんでせーへんかったん?」
ななちゃん「なんか、そんな雰囲気じゃなくて言い出せなかってんて」
スズ「なんと」
今日は、「クーリングオフ」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう
保険の加入のきっかけはいろいろでしょう。
家族のことを考えて保険に加入する、
自分が病気になった時のことを考えて保険に加入する など、
自分で積極的に加入する場合もあれば、
誰かに勧められて
「じゃあ、とりあえず入っておこうかな」と加入する場合もあると思います。
自分で積極的に加入する場合は、
いろいろ調べたり、説明を求めたり、
そしていくつかの保険を比較しながら
自分に合った保険を選んでいくことになるでしょう。
そして、
選んでいる間に
今まで知らなかった保険の用語や 仕組みなども自然に理解できるでしょう。
では、
誰かに勧められて加入する場合はどうでしょうか。
ここで、
あなたが 誰かに保険を勧められたと想像してみてください。
そして あなたには保険の知識が一切ないとします。
どうでしょう。
あなたにとっては、
保険を勧めてくる人の言葉(説明)が全てではないですか?
勧めてくる人は、
きっと「良い保険」を勧めてくれているのでしょう。
けれど いくら「良い保険」だったとしても
それがあなたに合っているかどうかは別の話ですね。
勧めてくる人の説明を聞いているうちに
さも、それが自分に合った良い保険 のように思えてくるかも知れませんが
ここは一旦持ち帰って考えてみましょう。
なぜなら
あなたは今まで保険について何も知らなかったからです。
そんなあなたが、
勧めてくる人の話だけで判断してしまうのは ちょっと心配です。
その人の話を聞いたうえで、
自分でも調べる
家族に相談する
信頼できるFPに相談する などして
考える時間が必要です。
さて、
ななちゃんの友達は
知り合いに勧められて その場で保険の契約をしてしまったようですね。
そして 契約してしまったことを後悔しているようです。
こんな場合、
クーリングオフという制度を使って
契約を解除することができます。
期間に制限がありますが、
その期間内なら契約してしまった後でも
取り消すことができます。
ななちゃん「新入社員の頃職場に来た保険の人に勧められて入ったわ」
スズ「あら」
今日は、「クーリングオフ」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「保険に加入する理由」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
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