就学支援金制度とは│私立の高等学校の授業料も補助されます

ライフプランニング

ななちゃん「昨日さ、スズは大学に行くのにもらえるお金の話しとったやん」

スズ「専門学校とかでもいいねんよ」

ななちゃん「でもさ、高校でもお金かかるやんね」

スズ「私立だと特にね」

ななちゃん「私立の高校の授業料が安くなるとかいう話、聞いたことあるねんけど」

今日は、「就学支援金制度」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

大学や専門学校に進学すると
親の収入などによって
給付型(返済不要)の奨学金と合わせて
授業料などの免除、減額を受けることができます。


けれど
大学だけでなく 高校の授業料も負担となることがあるかも知れません。


この、
高等学校の授業料を軽減してくれる制度があります。


以前は国公立の高等学校の授業料を基準にしていましたが
今は私立の高等学校の平均授業料も勘案した金額が軽減されるようになっています。


この軽減を受けるためには
親(保護者)の収入要件があります。


親の年収が約910万円未満なら、
通う高等学校が公立・私立のどちらであっても
毎月9900円が授業料分として補助されます。


さらに、
親の年収が約590万円未満なら、
私立の高等学校に通う場合
毎月33000円(先ほどの9900円を含む)が授業料分として補助されます。


「私立の高校に行きたいけれど 授業料が高いから諦める」という人がいたなら
こういう制度を使うことで 夢を諦めないで済むかも知れません。


また、
この制度は国の制度ですが
都道府県で独自の補助をしているところもあります。


例えば、
愛知県の私立の高等学校に通う場合
国からの補助金に加え
毎月3300円がプラスされます。

さらに
親の収入も
約720万円未満までなら
補助金が上限まで受けられる

また、
約840万円未満までなら
それらの約半分までの補助金を受けられるなど

細かな決まりがあります。


高校進学を控えた生徒や保護者の皆さんは
一度お住いの場所で受けられる制度を調べておかれるのも良いと思います。



ななちゃん「え、私んときは私立の高校の授業料高くて親がため息ついてたわ」
スズ「ありゃ」



今日は、「就学支援金制度」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「児童手当拡充」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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