ななちゃん「銀行の利息ってさ、税金払わなあかんってほんま?」
スズ「そうやね。利息をもらうと税金がかかるねん」
ななちゃん「でも、利息っていってもほんの少しやん。そんなちょびっとのものにも税金かかるん?」
スズ「たくさん、とか、ちょびっと、とか関係なくね」
ななちゃん「納得いかへんなー」
スズ「でも、別にななちゃんがどこかに税金を払いに行く必要はないねんよ」
ななちゃん「どういうこと?」
スズ「利息をもらった時は、すでに税金が引かれたあとやねん」
ななちゃん「なんやそれ。勝手に引かれるんか」
今日は、「利息を受け取った時の税金」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。
皆さんが銀行に預けているお金に
利息がついたら、
税金の支払いが必要、
って知っていましたか?
基本的に、
「お金を受け取る」と税金の支払いが必要になります。
身近なところでは、
給与の受け取りなどでしょうか。
給与は、
既に税金を引かれた金額が、
振り込まれていると思います。
「振り込まれた金額しか見てないよー」
という人もいるかも知れませんが、
皆さんは、
これで税金の支払いは終わっていることになります。
このように、
先に税金を差し引いて支払われることを、
源泉徴収といいます。
会社が、
皆さんが支払うべき税金をまとめて国に納めてくれます。
その分を、先に給与から差し引いておくんですね。
銀行に預けたお金に利息がついたら、
これも給与と同じように、
先に税金が差し引かれた利息が入金されます。
先ほどの給与と同じように、
源泉徴収されるんですね。
気になる税金のパーセンテージですが、
利息の場合は、
もらった利息に対して20.315%です。
細かいですね。
例えば100円の利息が支払われたら、
税金は20.315円。
要するに100円の利息が支払われても、
実際受け取る利息は80円になります。
もらった利息に対して20.315%なので、
利息が少しの額だったとしても、
税金がかかってきます。
ななちゃん「銀行の利息なんてほんの少ししかつかへんねんから、引かんといてほしいわ」
スズ「気持ちは分かる」
今日は、「利息を受け取った時の税金」の知識をひとつプラスしました。
来週は、「退職金を受け取った時の税金」の知識をもうひとつプラスしていきましょう。
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