ポートフォリオを組む 具体的に金融商品を選んでいきましょう

投資

ななちゃん「自分のお金、どんな資産に分配するのか決めるのが、アセット・アロケーションっていうんやったね」

スズ「そうそう」

ななちゃん「私には時間はあるけど、暴落して夜も寝られへんようになったら嫌やから安全な感じにしときたいわ」

スズ「それもいいね」

ななちゃん「これ、よー考えて一回決めといたら後は放っといたらいいんよね」

スズ「というわけではないねん」

ななちゃん「なんやて」

今日は、「ポートフォリオ」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう

アセット・アロケーションは、
自分のお金を
どんなところに
どんな割合で配分するのか
決めておくことでしたね。

これは
ひとつの答えがあるわけではなく、
個人個人で違ってきます。

何によって違ってくるかというと、
年齢と性格による
ということでしたね。


さて、今日は次の段階である
ポートフォリオについてみていきましょう。


ここでは、
皆さんがアセット・アロケーションを次のように決めたとします。
株式50%
債券50%

そして、実際100万円を投資するとしましょう。

では、まず何から手をつけたらいいでしょうか。


それは、
「ポートフォリオを組む」ということです。

ポートフォリオ、とは、
具体的な金融商品の組み合わせです。


要するに、
自分が決めたアセット・アロケーションに従って、
金融商品を買っていく
ことから始めます。


例えば、
A投資信託(世界の株式)を50万円分
E投資信託(世界の債券)を50万円分
といったような買い方をしたとします。

このような買い方をすることで、
自分のアセット・アロケーション(株式50%債券50%)に合った
ポートフォリオが出来上がるわけです。


これを、もう少し細かく分けて、

A投資信託(世界の株式)を25万円分
B投資信託(日本の株式)を25万円分

E投資信託(世界の債券)を25万円分
F投資信託(日本の債券)を25万円分

というような買い方もできます。
もちろん、もっと細かく分けて買うこともできます。


ただ、忘れないでほしいのは
いくら細かく分けて金融商品を買ったとしても
最初に決めたアセット・アロケーションの配分になるようにするということです。


ここでは、
50%(ここでは50万円)を株式に投資する、
というアセット・アロケーションにしているわけですから、

A投資信託(世界の株式)を25万円分
B投資信託(日本の株式)を10万円分
C投資信託(新興国の株式)を5万円分
D投資信託(先進国の株式)を10万円分

といったように、
いくつに分けたとしても、
その合計が50万円になるようにする、ということです。

これで準備万端
投資のスタートです。


ただし、このポートフォリオ
一度組んでおけば一生放っておいてもよい
というわけではありません。

年に一度ぐらいの見直しが必要になってきます。
それについてはまた明日お話します。



ななちゃん「簡単そうに言うやん」
スズ「細かいことは抜きにして、まずは大体つかんどいてくれたらええで」



今日は、「ポートフォリオ」の知識をひとつ+(プラス)しました。
明日は、「リバランス」の知識をひとつ+(プラス)していきましょう。



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